2011/05/31

Young Fidelity #010 Tracklist

Young Fidelity #010に来てくださった皆様ありがとうございます。
雨の中の開催で若干不安でしたが、楽しく過ごせたので大変満足しています。
早速、恒例のTracklistです。
set1はフォーク/インディーロック、set2はHip Hop/Soul/Broken Beats/House/Jazzなとりとめない感じです。

set1
Fleet Foxes / Lorelai
Roddy Woomble / A New Day Has Begun
Erland & The Carnival / Springtime
Frightened Rabbit / Living In Colour
Bright Eyes / Jejune Stars
The Walkmen / Angela Surf City
Jonquil / It Never Rains
Clock Opera / Belongings

set2
Stateless feat. Gavin Castelton / Window 23
Jamie Woom / Lady Luck
The Hat / Wolves
Mr. Scruff / Wobble Control
The Avalanches / A Different Feeling
Beat Connection / Silver Screen - Young Montana? Remix
Bag Raiders / Snake Charmer
Young Montana / Connct
Flashman / Redemption

2回目のセットがげんちゃんと毛色が被ってしまったのが反省点です。
次回はもうちょっと考えねば。

で、せっかくなので回した曲の中から何曲か紹介。
まずはClock Opera / Belongings
Clock Opera - Belongings by moshi moshi music
既に何枚かシングルを出してるClock OperaからMoshi Moshiからリリースした一枚で、徐々に盛り上がってくるピアノとEverything Everythingを彷彿させる独特のボーカルが特徴的な曲です。

続いて、Roddy Woomble / A New Day Has Begun

IdlewildのボーカリストRoddy Woombleのソロ2作目"The Impossible Song & Other Songs"の冒頭を飾る曲で、Idlewildとは違った大人の魅力を感じさせるトラッド色が強い曲となっています。

2011/05/26

0528 YF & 0529 ネオアコナイト

今週土曜、YFです



Young Fidelity 010

28 (Sat),May. 2011
@ONE (Koenji)
18:00-23:00
\1,000 (with 1drink)
DJ:
OSG
Tsubasa
OZAWAGENTARO-Z

Guest DJ:
Judy (PLUG / Throw That Beat!)



隔月で比較的のんびりと開催してきたYoung Fidelityも、10回目です。
なんだかんだで2年以上やっていたわけですね…。長いような短いような…。

さてその10回目、今回のゲストDJは、新宿OTOで開催されている日曜夕方にも関わらずテキーラ飛び交う素敵な酩酊パーティー「Plug」に、道玄坂の老舗Organ Barで初めてのindie musicのパーティー「Throw That Beat!」でもレギュラーでスピンする、JUDYさんをお呼びしました。

indie musicをプレイするDJの中でも、ここ最近、特に勢いのあるJUDYさん、普段からよく遊びにも来てくれていたのですが、レギュラーの「Plug」がほぼ一日違いでの開催だったので、なかなかゲストで呼べなかったのが、やっと念願叶って…という按配です。
どのようなDJをしてくれるのか、今から楽しみです。

以前に紹介した、これらをかけたいなあ…。








また、次の日曜は、同じ高円寺ONEで開催されるこのようなイベントにも参加します。



ネオアコナイト ~おいらはハラキリBOY!~

5/29(SUN)
18:00-23:30
at koenji ONE
charge free

Live
sloppy joe & satoru ono
(acoustic set)

DJs
YASS / melodic sunshine
wizzjones / telepatia!
com / plug / british pavilion
gentaro / young fidelity
oka / sloppy joe
satomi / twee grrrls club
sumire / twee grrrls club
Satoru Ono /second royal
fujitsuka






…すごく久しぶりの、ネオアコオンリーなパーティーです。
ハーコーなDJの面々に、Sloppy Joeとオノサトルさんのライブもありのイベント、やる側がすでにもう楽しみだ…。

indieミュージックの「クラシック」ともいえる、80年代のそれらの音やスタイルは、間違いなく自分の源流であるのを、時々それらのレコードを聴く度に思い出します。

自分の好きな音楽を掘り下げて点と点が線になる楽しみや、それ以外の多様な音楽に触れるきっかけ、人との繋がりでさえにも、自分に影響をあたえ続けています。ほんとに…。

加えて主観としては、ネオアコの「解釈ひとつであれもこれも吸収してしまう曖昧さ」とか「様式美がいまいちぼんやりしていながら、個々にははっきりとしたものがあることろ」なんかも、非常にリスペクトするところであります。

当日は、以下のこれとかかけたいです。



わくわくしています。

2011/05/23

Young Montana?

先日リリースしたデビューアルバム'Limerence'がすんばらしく良かったYoung Montana?をご紹介。


この、Young Montana?っていうアーティストはもともとBeat ConnectionっていうMoshi Moshiのサブレーベルから出してるアーティストのリミックスをやってて知ったのだけど、Lemon Jelly, Hudson Mohawke, Star Slingerあたりに通じる崩れたビートをキレイに纏めるのが上手いトラックメーカーという印象。
UKのコヴェントリーで育ったまだ20歳そこそこの若者らしい。コヴェントリーという伝統の他に何もなさそうな街から、この音が生まれてきたというのはちょっと興味深い。

とりあえず曲調もVideoもThe Avalanchesを思わせるSacré Coolという曲を聴いてみてください。


さらに映画ブラックスワンが話題になっている今とてもタイムリー、白鳥の湖のもっとも有名なあの曲を大胆にサンプリングしたアルバムラストの'Connct'。ビートの奔放さが素晴らしいです。
ここでアルバムが全曲視聴出来るので気になったら是非聴いてみてくださいませ。

残念なのは音源がデジタルリリースのみということ。
まあ、それが最近の流れなのかもしれないけどアナログはもちろんCDも出ない、というのが最近かなり増えてきているように思う。
まあ、それがアーティストの選択なら仕方が無いのかもしれないけどやっぱりちょっと寂しいよ。特にこのジャケットはLPのサイズに映えそうな気がするんだけどね。

あと、そうそう今週末は高円寺ONEにてYoung Montana?じゃなくてYoung Fidelityです。
昨日のパーティーも最高だったPLUGからJudyちゃんがゲストで出てくれます。
やるほうも楽しみで仕方が無いので是非いらしてくださいね!

interesting a minimal & tech house

ここ最近、minimalやtech houseや音響ハウスものが豊作ですね……。



まずはスウィングネタなこれ。



JETSETのTechnoアカウントがつぶやいた「タンゴを大胆にネタにしたモダン・ミニマルハウス・ボムが〜」に興味惹かれて試聴したもんですが、いや〜、これはかっこいいですね。
Burlesque MusiqueモノやCory blaineの去年のトラックとも親睦性の高そうな、スウィング・ハウスな音に何度目かのスウィング・ブームが…!

こういうネタの音だけでワンセットDJするのとか、やる側も聴く側もすぐにお腹いっぱいになりそうですが。しかし、そういう欲が沸々と再燃しております。



つぎは大好きな音響ハウスレーベル、Dialレーベルの新譜です。



Brasil (snippet) by Roman Fluegel

美麗音響ハウスの巨匠Lawrenceが主催に名を連ねるDialレーベル、一口にミニマルと言っても、自分がちょっと苦手なソリッドな音のもの結構多いのですが、時折尋常じゃない琴線への触れ方をするレコードが飛び出して来て、その度にけっこうな衝撃を受けます。流麗なエレピ(?)音にうっとり……



同じような美麗音響ハウスだと、DJ Phonoという人のこれも気になります。



上記Roman Flugelともちょっと違うカラフルな音色と、少しビートの強い音が楽しい感じです。ハンドクラフトジャケットというのも、なんとも魅力的です。





ところで、今週末はYFを開催します。
そちらについては、また明日……。

2011/05/12

WAGON CHRIST - TOMORROW

1ヶ月ほど前にリリースされていた “ WAGON CHRIST ” のLP、ダウンロードコードがついておりまして……。

ヴァイナルで購入したものの、なかなかじっくりLPに耳を傾けることの難しい状況なので、こういった特典はとってもありがたいです。
というわけで、やっとまともに聴くことの出来たWAGON CHRISTをピックアップしてみます。



音の雑感だけで適当書く前に、少しWAGON CHRISTことルーク・ヴァイバートという人を調べてみました笑
イギリスはコーンウォール出身ということで、APHEX TWINなどと交流が深く、また、数々の変名プロジェクトやリミキサーとしても活動しているらしく、約10年のキャリアを全て追うことは至難の業……という方らしいです。

このWAGON CHRIST名義では約7年ぶりのアルバム……ということらしいです。そしてどうやらこの名義のプロジェクトは、比較的エレクトロニカ/ラウンジなビーツ寄りのそれらしく、アルバムも随所にマリンバやボイスサンプリング、どこか懐かしさもあるようなチャーミングな音の鳴りが素敵です。

とはいえ、しっかりと音を出して聴いてみると、どの曲もしっかりとしたベースラインやビートが下地として全体を支えているので、まったりとホームリスニングにも大きい音でふわふわとリズムに乗って聴くのも楽しい作品だと思います(なんかいつもこんな感想ばっかりですいません……)



アルバムを通して自分が気に入ったのは



上記のアルバムタイトルにもなっている曲と



少し間の抜けたラッパの音(これはなにか聴いたことあるような雰囲気だぞ笑)が絶妙なこの曲です。



どこかに遊びに行く時に、移動しながら聴いたら楽しそうだなあ……。

2011/05/07

UMAMI - CONQUER THE NIGHT

前回の更新でモントリオールのステキレーベル“Burlesque Musique”からリリースした“Budzillus”を取り上げました。

その際に『Burlesque Musiqueが短いスパンで2枚リリース〜』という一文を書いたのを思い出して、取り上げていなかったもう1枚のほう“umami”の12インチについて少し書いてみます。



ジャケは言わずもがな、レーベルのカラーが全面に打ち出された、素晴らしい出来です。
なので大きいサイズでアップしてみました笑

myspaceで調べてみた(チラ見した)ところ、拠点をドイツはベルリンに構える2人組のユニットのようです。
ドイツか〜……ベルリンか〜……と、なぜか納得してしまう不思議感。

して、音のほうはといいますと、本レーベルの特色とも言えるスウィンギンな minimal / tech house の音色に、ほんのり添えられた「和」の雰囲気や楽器の音色、メロディをどことなく感じさせる、なんとも洒落た楽曲です。



しかし“umami”って、すごい名前ですね。
日本語としての「旨味」とかに何かしら引っ掛けているような気もします笑



A-sideの歌もの(YouTubeリンク上)も、B-side(YouTubeリンク下)のナゾな「kukukuku」というボーカルも、独特です。
この微妙なハズし具合がまた、クセになる一枚です。