2011/12/31

2011 Bests!!!

ブログを書こう書こうと思いつつ大晦日になってしまいました。
今年一年を振り返って、2011年のベスト的な何かを纏めてみようと思います。

-Best Album of 2011

Stateless / Matilda
Stateless / Matilda

文句なしでStatelessが良かったです。
ちょっと言い方古いけどトリップホップという言葉で説明するのが一番しっくり来る音。
あまりクラブ向けの音では無いですが、長く聴けるアルバムではないかと思います。
人があまりいない早めの時間によく回してました。



-Best Reissue Album of 2011

Dando Shaft / Dando Shaft
DANDO SHAFT - DANDO SHAFT

オリジナルは1971年作のプログレ風味の英国トラッドフォークです。
再発してくれなかったら出会わなかった作品、とても良いです。
Fleet Foxesが好きな人は気に入るんじゃないかと。



-Best Grime Track of 2011

Trim / Notice Now (Numan's Apocalypse Remix)
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詳細不明だけどダウナーな感じが凄いUKグライムらしくて好きです。
Wileyのアルバム100% Publishingも良かったし、今年はグライムが充実していたように感じました。

-Indie Anthem of 2011

Patrick Wolf / The City


アルバムのジャケはいかがなものかと思いましたが、やはりいい曲書きます。

-Best Book of 2011

インドラ・シンハ / アニマルズ・ピープル


たまには本を入れてみるのもいいかなと思い入れてみました。
とてもプリミティブで、久しぶりに衝撃を受けた本です。
あらすじが気になったら画像のリンク先のアマゾンででも確認してみてください。

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ざっくりと振り返ってみましたがいかがでしたでしょうか。
では、よいお年を!

2011/12/28

2011 plays

年末なのでBest Disc的なblogを幾つか読ませていただいて、まんまと感化されやすい自分も、同じようなものを認めてみようかと思いまして。

選考の基準として「今年DJの時によくかけた」ものをピックアップしました。
一応年間で40回近くはDJやっていると思うので、そんな感じでまとめてもいいですよね…汗



特に順位はありません。
また、夏場にごそっと7インチを無くしているので、上半期に気に入ったもののうち、7インチで持っていた大分入っておりません。嗚呼…。



Becoming Real - Fast Motion (DVA's Hi Emotions Remix)


Becoming RealのFast Motion EPはオリジナル/Remix共々、よくお世話になりました。
主に困ったときの方向転換に…。
Remixのほうをあげたのは、こちらはもとの45回転とともに、スクリューで33回転ピッチ+10%とかでかけることが多かったので。



The Big Crunch Theory - Distortion (DJ Koze Remix)


DJ KOZEは自身の曲もさることながら、多彩なRemixワークにもときめいたものです(今年に限らずだが)。
この曲も独特な異彩を放っているので、多様な局面で用いることが多かったです。



Kadebostan - The Souk


Fenouのリリースする音源はどれも秀逸なのですが、Kadebostanのこの曲が収録されている10インチ、両面ともによくかけました。
1度のプレイで両面ともプレイ…も多々ありました。
ええ匂いしそうな一曲。



1000 Names - Pocket Calculators (Lynx & Hellrazor Remix)


気がつくとBlack Arceレコードの音源を結構好んで買っていたのですが、その中でも一番好きなのがこの曲。
アブストラクトなトラックと静謐/グリッヂな四つ打ちを繋ぐ緩衝材。



Finn Peters - Purple


夏に作ったmixの冒頭を飾るこの曲も、すごく好きで。
家でもよく聴きました。
Broken Beatsとも取れればJazzy HipHopとも捕らえられる微妙な隙間感、ほのかに漂うスペイシー(20世紀的近未来)な雰囲気も堪りません。



Jameszoo - Krishnan Feathers


上2つと同じようなラインで聴いたのがこの7インチ。
秀逸な音響工作と柔らかい音質が、気持ちのいい曲です。
とりあえずレコードバッグに入れておいて安心…の一枚です。
(かけるかどうかは別として)



OMFO - Sirtaki On Mars (Abakus Remix)


このレコードは全く予備知識なく購入したんですが、今ではすっかりお気に入りの一枚です。
ここまでくるとなんとなく、自分の好みの傾向がわかったような分からないような…。
BPMもこのくらいがちょうどいいです。
(先日BPM120後半くらいのDJで踊ってて足がもつれたのは内緒で)



Roman Flugel - Brasil


上記でBPM云々言っていながら、前述の曲よりちょっとBPM上がっていますね。
この曲は夏場にすっごいかけたかったのですが、なかなかタイミング掴めず、結局プレイできるようになったらもう秋も深まる時期だった…のが悔やまれます。

あと、この曲を聴くと思い出すシチュエーションが、仕事しながら見てた2.5DのUSTで、某DJがプレイしていたところです。その時の放送は桃鉄メインでした。



Lawrence- Flowers (Troit Mix)


上記Roman Flugelを入れたら、Lawrenceのこれも入れざるを得ない。
人様のプレイでまどろむ浮遊感に包まれたい!
って書いたらやっぱり31日はelevenのDJ KOZEとLawrenceのパーティー行きたいな…



When Saints Go Machine - Fail Forever (Nicolas Jaar Remix)


最後の一枚は些か迷いましたが、Nicolas JaarのRemixを。
Nicolas Jaar自体にそうとう「なんだこれ!?」とはなったのですが、そのワークスの中でも屈指のポップさ(原曲がポップですからね…)のこれを。
どことなくクサい感じも好きです。



DJの回数もさることながら、今年はほんとに「ラウンジ」や「カフェ」みたいなところでDJすることが多かったです。
そういった部分が如実に反映されている気がします。

来年もたくさんDJしたい。

2011/12/27

最近の色々

クリスマスもあっというまに終わり、年末気分まっただ中な今日この頃です。個人的には、8tracksの更新ぐらいしかやってたことも思い出せないですが。しかし世の中は、というか新譜の勢いは12月に入っても活発なようで。もうそろそろ2011年ベストなんぞを選ぼうかと思ってたのに一向に2011年のリリースはは終わる気配を見せない感じでリスナーとしてはありがたいというか懐が苦しいというかなんというか。アレです。


そんな最近のリリースの中でほんとにグッときたのはFanzine。PVも含めて最高です。なんだろうこのMusic Videoの理想型。もう2011年も押し迫った頃に出してくるこのクオリティ。素晴らしい。


それとNight Manager。

このバンドもほんとにカッコイイ。

あとはBen Browningとか。


Cut Copyのベーシストによるソロプロジェクト。見事なまでに分かりやすいこの感じ。好きです。

などと年の瀬にも関わらずいつもと同じように音楽を聴いて過ごしています。来年もこうでありたい。

2011/12/20

2012/12/20 Picks

Nuel - Mentalism


オリエンタルなムード漂うトラックです。
詳細はJETSETさんのページが分かりやすいかと思うので(というか全く未知なので書きようがないのです)そちらを参照ください
http://www.jetsetrecords.net/NUEL-TRANCE-MUTATION/p/743004238792

上記サイトにも書いてありますが、夏っぽいムードだな〜と思ったら初期プレスはやはりその時期みたいですね。
そしてそのプレス枚数、25枚(!)ちょっとどういうことなんでしょうか…?







MICHAEL SELLAM - SCRATCH


フランスの“Art Kill Art”というレーベルから衝撃の一枚。
延々とロボットがヴァイナルをスクラッチするという…そしてこれがレコードとして販売されているという…。

この音源がフィジカルでリリースされている…ということに興味惹かれます。
しかし、アートの世界は難解ですね…。







The Typewriter Leroy Anderson Martin Breinschmid with Strauß Festival Orchestra Vienna


最後にルロイ・アンダーソンを。
ネットをぼんやり散見しているときに偶然見つけたの動画なのですが、この人「シンコペイデット・クロック」の作曲者なのですね。
冗談音楽のパイオニアと称されているようですが、そういう冗談が上手く昇華されたのが「ポップ」っていう概念なのかな〜と、ぼんやり思います。

2011/12/13

herajika / Djedjotronic / Frank Eddie

先々週の事だけど久々に見たherajikaのライブが良かったです。
アルバム4月に出すらしいので、楽しみにしています。
一緒にイベントもやれたらいいなと画策しています。

動画アップしたのでブログにも載せてみるとします。
ライブでしょっぱなにやった曲です。

herajika - reverse


そしてこんなライブを見てますが最近はめっきり4つ打ちな気分で聴いてるのはこんなのです。

Djedjotronic - Bugle


結構前にBoyz Noizeのレーベルからデジタルオンリーでリリースされてたらしいんですが、最近購入してヘビロテ中です。
しかし、このユニット名なんて読むのか分かりません、デェデョトロニック?呼びづらい…

あとはこの前のポストでも取り上げたFrank Eddie(Lemon JellyのFred Deakinの変名)の前にリリースした7"がとてもツボでしたので、こちらも。

Frank Eddie - Let Me Be The One You Call On


この音の気持ちよさは、モロにLemon Jellyですね。
世間的には旬じゃないかもしれないけど、今はここら辺の音がとても心地よいです。