2015/05/28

朗読会 ~雨のリレー~

どうも、翼です。

今度の土曜日に歌手の小島ケイタニーラブをゲストに迎えて駒込にあるギャラリーカフェmaruchanで朗読会をやります。

皆で読みたい物を持ち寄って読む会です。読むものは小説、詩、随筆、日記、歌詞なんでもOKです。また読まずに聞くだけの参加も歓迎です。

小島ケイタニーラブのことは、元々自分が大好きな作家の古川日出男さんに小島ケイタニーラブが所属しているバンドANIMAを薦められて知ったのがそもそものきっかけでして、その後古川さんとケイタニーがヒデオブジェクトケイタニーラブという朗読+音楽のプロジェクトを初めてより好きになった感じです。多分それが2009年。

で、こちらが2012年に小島ケイタニーラブのアルバムリリースパーティーでのヒデオブジェクトケイタニーラブのパフォーマンス。今見てもカッコいいです。


そして、2011年の冬から古川さんを中心に、詩人の管啓次郎さん、ケイタニーで朗読劇「銀河鉄道の夜」を結成、途中から翻訳家の柴田元幸さんも参加してました。こちらもとても素晴らしい朗読劇なのですが、今は充電期間中なのかな、多分。

で、今は主に雑誌社のSwitchのカフェRainy Day Bookstore & Cafeで毎月ゲストを呼んで、行っているトーク&ライブイベント「ラブナイト」を中心に活動しています。

最近だと台湾のアミ族音楽祭の前夜祭でライブをしたりと活動の幅を広げています。


そもそも朗読会を始めたのは、言葉に出して文章を読むことって大人になってからだとなかなか機会が無いので気軽にそういう場を作りたかったというきっかけなのですが、こうして才能のある人にゲストで出演していただけるのはとてもありがたいことだと思います。

イベントのインフォメーションを忘れるところでしたが、下記のとおりです。

朗読会 ~雨のリレー~
ゲスト:小島ケイタニーラブ

場所:maruchan
時間:17時から19時15分くらい
料金:1,300円(1ドリンク付き)

ちなみに今回はテーマを「雨」ということにいたしまして、雨を連想するような本を読む会になります。一人の持ち時間はだいたい10分程度です。直接雨が出てこなくてもその人が思う雨がそこにあればいいんです。

是非ともご参加下さい。よろしくお願いします。

あ、ちなみに小島ケイタニーラブが毎月やっているイベント「ラブナイト」は次回ゲストがいとうせいこうさんです。こちらも是非。

2015/05/16

Django Django - Born Under Saturn

イベントYoung Fidelityは来週土曜日です。よろしくお願いします。

さて、Django Djangoのニューアルバムが素晴らしいです。正直ファーストアルバムが好きすぎてセカンド・アルバムとなる今作にあまり期待をしていなかったのですが、いい意味で裏切られました。早くも今年のベスト・アルバム候補なんじゃないかな、と個人的には思っております。



捻くれたポップさとサイケデリックさはそのままに、今作ではよりエレクトリックでダンサブルなアルバムになっています。かと言って曲の構成が単純になったかと言えばそうではなく、ちゃんとDjango Djangoらしさが色濃く出ていて本当に素晴らしいです。

2015/04/24

Praezisa Rapid 3000 @ dommune

Young Fidelityというパーティーをやっております。
場所は高円寺ONEというお店で、開催日は奇数月の第四土曜日の夕刻からです。
次回の開催は5月の23日です。



久しぶりにbloggerにログインし、自身の最終更新を確認したところ、2012年の6月でした。
5月開催の準備の傍らで恐縮ですが、久しぶりに更新します。



先日の5月は21日に、dommuneに行ったのです。

その日のプログラムは『GORGE.IN presents 「The Mystery of Gorge」 Special!!』という、数年前から徐々にそしてにわかに盛り上がりを見せる「Gorge」というジャンルの番組でした。

…というかGorgeとはなんぞや? という方も少なくはないと思いますが、今回は説明は割愛します。気になる方はこちらをご参照頂ければ。

http://gorge.in/

そのうちGorgeに関しても、何かしら記事が書ければとは思います。



閑話休題。
さてそのGorge特番のdommune、当初は志茂田景樹先生のライブやHiBiKi MaMeShiBa氏の「生きるGorge」とも言えるトークなどを目当てにしていたのですが、そういえば出演者と内容を把握してないなと、当日のプログラムをチェックしたところ、『Praezisa Rapid 3000』の名前が……!

当初この名前を見て、かなり記憶が朧げだったのですが、必死に記憶を辿ると、レコード持ってるアーティストでした。
購入当時は、形容のしづらい無国籍感と音楽生に加え、一枚一枚違う中古のレコード
ジャケットにシルクスクリーンでプリントを施したアートワークのジャケットに惹かれたことを思い出しました。


思わぬ棚ぼたと思い現場に到着したら、残念ながらトークは終っていたものの、ちょうどそのPraezisa Rapid 3000のライブ真っ直中。
機材の知識に乏しいので簡単に説明すると、シンセやサンプラーを軸に、ギターや他にもいくつかの楽器を駆使した、独特な少し温かみのある演奏スタイルで、彼らの風貌や衣装も相まって、やっぱり謎のオリエンタル感を覚えたのです。

dommuneの現場の雰囲気も手伝い、郷愁やケレン味のある空気の中、聴き覚えあるイントロだな……と思ったら、上に書いたシルク手刷りジャケットの曲が始まり、正直ちょっと感動しました。





しばらくして彼らのライブは終了したのですが、その後のGorgeブーティスト達のライブやDJも凄かった……。それはまたいずれに。

日頃クラブやライブハウスは足繁く赴くものの、基本的にDJイベントに行くことがメインで、普段、あまりライブを観に行くことをしないので、久しぶりにいい体験ができたなと、今になって思うのです。

というただの感想文でした。

2015/04/21

Songhoy Blues / Ibibio Sound Machine

一昨年くらいに自分の中でちょっとしたアフリカンミュージックブームがあったのですが、最近になって面白いアフリカのアーティストが出てきたのでご紹介。


まずはマリ出身でマリとニジェールに分断して居住するソンゴイ族の4人組Songhoy Blues。


デーモン・アルバーンが関わっているアフリカ・エキスプレスでその才能を発掘された彼ら。今年発売されたアルバム「Music in Exile」はYeah Yeah Yeahsのニック・ジナーがプロデュースしています。という訳で上で挙げた動画でもニックさんが参加しています。

彼らの曲を聞いてると全ての楽器がひたすらグルーヴを練り上げて、ボーカルがまるでベースラインのように響いている様で、不思議な感覚に捕らわれます。あと日本盤がホステスから出ているので、ホステス・クラブ・ウィークエンダーあたりで来日してくれないかなー、と思っております。

続いてはナイジェリアのイビビオ族のIbibio Sound Machine。


こちらはアルバムがリリースされたのは去年なのですが、やはり圧倒的なグルーヴ感が凄いです。あとギターの使い方がホント独特で面白い。こちらもライブ良さそうなので見てみたいです。こちらはナイジェリア系英国人を中心に結成されていて、ダンス的な要素が強い感じです。


ここまで読んでいてお気づきかと思いますが、どちらも自分の民族の名前をアーティスト名に冠しているんですよね。これを日本でやるとしたら大和民族でYamatoなんたらかんたらになるわけですが…なんか黒猫のシンボルが頭に浮かんできました。

2015/04/14

Stealing Sheep - Not Real

 
リヴァプール出身のガールズ・インディー・トリオ、Stealing Sheepが、3年ぶりのセカンド・アルバム”Not Real”を4月13日にHeavenly Recordingsからリリースしました。そのタイトルトラック”Not Real”のスタジオ・ライブ映像が公開になっています。