2011/06/29

Chad Valley / Mathemagic

うだるような暑さが続いていますね。やっぱり今年の夏もGlo-fi / Chillwave的な音をカラダが欲してるような感じです。この夏注目のリリースといえば、Washed OutとMemory Tapesかなあ、と期待を寄せているわけですが。他にも色々出ているようで。Chad Valleyのアルバム(EP?)"Equatorial Ultravox"もその中の一つなワケです。


1st EPと音の系統的には変わらないんですが、より安定感が出てきたというかなんというか。4つ打っぽい感じをベースに、リバーヴの効いたウワモノと、グッとくる感じのメロディとが合わさって、これぞChad Valley、っていう音に仕上がってます。夏は大嫌いだけどこういう音が鳴ってれば不思議と悪くないかも、と思えてくるという。現金なもんです。そういえば、Glo-fiっていうと、どうも音自体をチル的な要素で捉えてしまうんだけど、Chad Valleyって割と歌メロがエモいような気がします。なんとなく。




もう一組はMathemagic。Young Prismsとのスプリット7"が記憶に新しいとこですが。実は今月アタマにサラッとアルバムをリリースしてたという。しかもDLオンリーで。bandcampではアルバムまるっと試聴出来たりします。スプリットに収録されてた曲"Breaststroke"を筆頭に、EP収録曲なんかもアルバム用にリアレンジされてたり。聴き応え満載なのにこんなに太っ腹でいいんですかね。出来ればフィジカルリリースもして欲しいところなんですが。どうなんでしょう。普通にお金出して盤買いたいですホント。

http://mathemagic.bandcamp.com/

7月入ればいよいよWashed OutとMemory TapesのLPも出ますね。暑さに負けず音楽(と酒…)でこの夏を乗り切りたいトコロです。

2011/06/22

CSS - Hits Me Like A Rock


8月下旬リリース予定のニューアルバム"La Liberación"からのリードトラックがFree DL出来ます。相変わらずのCSSらしさはありつつも、前作のような前のめり感はなく、程よく「今」な感じの音に仕上がってる気がします。そして、ボビーの存在感…。曲中盤、産業ロックみたいになるとこが割と好きです。アルバムの仕上がりが本当に楽しみ。そう言えば、フジにはくるんですよねえ。単独でもまた観たいなあ。



新しいアー写いいですね。
http://www.csssuxxx.com/

2011/06/15

Playlist at CAViTY

日曜日はCAViTYに呼んで頂いてありがとうございましたー。
なんか久しぶりにああいう感じのをがっつりかけた気がする。楽しく出来ました。どうもありがとう。
選曲は確かこんな感じ。

Envelopes / Party
The High Water Marks / Polar
Lawrence Arabia / Apple Pie Bed
She & Him / Don't Look Back
Joy Zipper / 1
Tiny Masters Of Today / Pop Chart / (Single Version)
The Apples In Stereo / 20 Cases Suggestive Of...
Dom / I Wonder
Thao / Bag Of Hammers
God Help The Girl / Baby You're Blind
Thomas Tantrum / Sleep
Sondre Lerche / She's Fantastic
Tilly & The Wall / Pot Kettle Black
A B & The Sea / Bone Dry
Edwyn Collins / Losing Sleep


Dressy Bessyをかけそびれたのが心残り…。最近10年ぐらい前のインディーが勝手にリバイバルしています自分の中で。Tammyちゃんの、微妙にピッチジャストじゃない、1/fゆらぎ的なボーカルがほんと大好きです。

2011/06/13

CAViTYでかけた曲達

この前の日曜日はCAViTYに参加させて頂きました。
その時かけたJon GiovanniのBambooって曲のPVがなかなかパンチ効いてるのでご紹介。

とりあえず、見てください。


Bambooだからとりあえずパンダ登場させとけっていう発想はまだ分かるんですが、いろいろとブッ飛んでます。
曲自体はアフリカンノリなわりと分かりやすいハウス。
このJon Giovanniという人はBasement JaxxのFelix BuxtonがプロデュースしててSindenのやってるGrizzly Recordsからのリリース。残念ながら今のところデジタルリリースのみです。
juno recordsで買えます。


あともう一つ紹介したいのがBenji Boko。


Tru Thoughtsから来週アルバムをリリースするブライトン出身のDJ/プロデューサーで、この曲ではFaithlessのMaxi Jazzを迎えてどこかトリップ・ポップ的な深みを見せています。
リンク先から無料ダウンロード(要メールアドレス)出来るので気に入った方は是非。
アルバムの内容も気になるところです。

あ、ちなみにこの写真はMaxi Jazzでハゲてますが、Benji Bokoはモジャモジャのフサフサです。どうでもいいですね。


と、まあそんな曲をかけつつも最後はShed Sevenで終わるという謎なセットでした。

トラックリストはこちら。

Jon Giovanni / Bamboo
Flashman / Redemption
Fatboy Slim, JFB / Praise You feat. JFB - JFB Remix
Benji Boko / Where My Heart Is (Feat. Maxi Jazz)
Bibio / K Is For Kelson (alt. version)
Foster the People / Pumped Up Kicks
Empire of the Sun / We Are the People
tUnE-yArDs / Bizness
Dirty Projectors / As I Went Out One Morning
Fleet Foxes / Helplessness Blues
Death Cab for Cutie / You are a Tourist
The Cribs / Cheat on Me
Shed Seven / Speakeasy

2011/06/09

CAViTY vol.10


今週日曜日に、Young Fidelityメンバーが別々の場所でDJすることになりました。時間もほぼ真裏という…。僕とツバサ君は青山・蜂で開催されるCAViTYにお呼ばれしましたー。別々のフロアでそれぞれお時間いただいております。DJいっぱいで、オールミックスな感じなので楽しみです。よかったら遊びにきてくださいー。

2011/06/06

KADEBOSTAN - Les Indes Galantes

ちょっと古いんですけど、一年ほど前に、洒落たジャケットの10インチでお馴染み(?)なドイツのFenouレーベルよりリリースされていたKADEBOSTANの「Souk ep」、これのB面がなんだか今の気分と合致しています。



オリエンタルな音色の上音やハンドクラップがキャッチーなA面曲「The Souk」は、緩やかなラウンジやカフェでのDJ、アゲないフロアなんかでよく重宝していたのですが……





先日ふと思い立って、B面の『Les Indes Galantes』をかけてみたんです。
するとまあ、なんという都会的なトライバル/エキセントリック加減でしょう!
こんなにかっこいい曲だったと一年経って気がつくとか……。





という感じで、ここ最近は「以前に買ったレコードを聴き直してみる」ことをやっております。
瞬間的な気分や状況にも左右されるとは思いますが、「かっこいい音楽」の定義が自分のなかで少しずつ広がっていく感じ、楽しいです。





ところで今週末は、YFの3人がそれぞれでDJをするようです。
それぞれの告知は、次回更新時に……。

2011/06/02

Young Fidelity #010 Playlist

ちょっと遅くなりましたが、Young Fidelity 010にご来場の皆様、ありがとうございましたー。
隔月なのに、なんだかちょっと久しぶりな感じがして新鮮というか緊張しました。
ゲストのJudyちゃんも、どうもありがとう!
漢気のある選曲(笑)さすがでした!
ちなみにJudyちゃんのSetlistはコチラ

それでもって恒例のプレイリストです。
前半はちょっと懐かしいの多目で。後半は、まぁなんていうか、いつもっぽい感じでした。


19:30-20:00 1st Set
Amy MacDonald / Mr. Rock & Roll
The Go Find / It's Automatic
Craft Spells / Beauty Above All
The Cardigans / Nasty Sunny Beam
The Changes / When I Wake
Kilojoules / Freelance Whales
Papas Fritas / My Revolution
Sondre Lerche / Sleep On Needles
Envelopes / I'd Like 2 C U


21:50-22:30 2nd Set
Ford & Lopatin / Emergency Room
Scritti Politti / Don't Work That Hard
Architecture In Helsinki / Contact High
Metronomy / The Bay
Hot Chip / Boy From School
Nite Jewel / It Goes Through Your Head
The Holidays / Golden Sky
Carry You Upward / Neatpeople
Toro Y Moi / New Beat
Sukpatch / One Sign Divine
Rainbow Arabia / Without You


最近なんとなくUSインディーのブレイクビーツ的なバンドが自分の中で再燃していたので(Sukia/DJ Me DJ You、Avalanches、Land of the Loopsとか)、その流れでSukpatchをかけてみましたよ。やっぱりいいなー。所謂Glo-fiとかChillwaveって言われるような音って、音像とか、あと情報量の多さなんかが2000年前後に出てたこのテのサンプリング・ブレイクビーツ的なものとすごく近いなあ、というか。親和性の高さみたいなものを勝手に感じていたりするので、今年下半期はそういうのを色々混ぜた選曲をしてみたいなーと思っています、っていうか今決めました。拙い技術ですけども。

ということで、よかったら次回Young Fidelity 011もよろしくお願いしまーす。