2012/12/10

Fear Of Men - Early Fragments


今年2枚のシングルを発表しているFear Of Menですが、来年の2月、過去の7インチ3枚の全曲+自主制作カセットからの音源1曲+未発表曲をコンパイルした“Early Fragments”という12インチをkanine recordsからリリースするようです。この12インチは、レーベルもNYだし本格的なUSデビューEPということみたいなので、これまでのおさらい的な内容になっております。1枚で彼らの音源が総ざらいできそうな感じで、それはそれでありがたい作りだと思いますが。ファンというか、コレクター的な心理としてはなんとも言えない感じですね…。唯一持ってない自主制作カセット"Alice Munro Demos"の曲も1曲入ってるし、未発表曲もあるし、まぁ買ってしまうんですけどねきっと。



しかし、どうせ入れるならばその自主制作カセットからはBeat Happeningの"Indian Summer"のカバーにして欲しかったなあ…と思ったり。オリジナルはもちろん知ってるけど、彼らがカバーしたのはどんな感じなんだろう…。未聴な上に手に入らないとなると尚更ものすごーく気になります。




誰かカセット持ってたら聴かせて欲しい…。

リリース後にはUSツアーやSXSWへの出演も予定されてるみたいです。

2012/12/08

Daniel Avery

今まで未チェックだったのですがDaniel Averyがアシッド・ハウスの現代版みたいな感じでとても良いです。
音源は最新のWater Jump EPしか聴いてないのですが、非常にドープでアシッドなトラックが揃っています。



2曲目と4曲目はケミカル・ブラザーズかよ!って思うようなメロディーラインもあるんだけど、ただのパクリではなく自分の曲になっています。
ちなみにMixed by Erol Alkan & Daniel Averyです。
Erol Alkan正直そんなに好きじゃないんですが、このEPではいい仕事してると思います。

ジャケットもアシーッドな感じで良いですね。

2012/12/05

Prins Thomas 2

ノルウェーのNu Discoなトラックメイカー/DJのPrins ThomasのアルバムPrins Thomas 2が素晴らしく良いです。
Todd Terjeほどポップではなく、Lindstrømほどメロディアスではないけど、ジワジワ来る系のトラックが詰まったアルバムです。

ジャケもジワジワ来るけど。

3曲目のBobleteknoって曲がお勧めです。


で、一つ一つのトラックも良いのですが、LP買うとダウンロード出来るアルバムの曲を50分以上に渡ってMixしたものがこれまた素晴らしいのです。
てかCDだとそのMixのみが収録されてるみたい。

LP買うと一枚で2度美味しい感じになっているので、レコードプレイヤーを持っている人はLPを買うといいと思います。

2012/12/04

James Yuill Presents: The New Chapter


James Yuillが数日前からFacebookページでカウントダウンをやっていて、何の告知かなーと思ったらPledgemusicを活用したアルバムリリースに関するお知らせだったようです。Pledgemusicって、確かミュージシャンがレコーディング費用とかを捻出する目的でファンに投資を募るサイトじゃなかったっけかなーと思うんですが。割といろんな人達が利用してたように記憶してます(Emmy The Greatとか、あとCastも!)。用意されてる"Pledge"の中には、各種グッズに始まって、1時間のDJセットやAbletonの2時間レッスンなんていうのもあったりして。面白い試みだと思います。早くも制限数に達した項目もあるようなので気になる方はぜひ。さて、どれを注文しようかな。しかしこのビデオ…



そういえば、Polyphonic SpreeなんかもKickstarterで制作費やツアー費用なんかを募ったりしていて(こちらはもう達成してますね)、そういった"Pledge"を通してのファンとの繋がり方っていうのがこの先も広がってくのかなーと思ったり。でも、この方法って実績ある人達じゃないと成り立たないような…。誰しもが使える方法ってわけでもなさそうだし。なかなか難しいところですね。