2011/03/30

Thomas Tantrum & Those Dancing Days

Thomas Tantrumの新曲"Sleep"のVideoがオフィシャルにUpされてましたー。前のアルバムのように、一聴しただけで分かるキャッチーさはちょっと抑えめになってるミドルテンポのナンバー。それでも随所に聴こえてくる「Thomas Tantrum」節が最高にカッコよくて好きです。僕が思うこのバンドの良さって、あのいい意味でのクドさというかギラついた感じだと思ってるので、今回の楽曲はそれが存分に出てるなー、と。あと、相変わらずMeganかわいい。DL販売は3/25から開始してるようだけど、日本から買えるのかな。フィジカル・リリース情報を待ちたいとこです。



アルバムももうすぐ出たりするのかな。SoundCloudに地味にUpされてる曲たちは新譜に入るものなんでしょうかね。とにかく楽しみだー。あと、何気にThomas Tantrumのサイトデザイン、かっこいいですね。

なんかふと思ったんだけど、Thomas TantrumとThose Dancing Daysって前もリリース大体重なってたような。サイクルが近いんですかね。で、TDDのアルバム。ジャケは正直どうかと思ったけど、音の方は素晴らしいです。1stに比べてメロディのキャッチーさ、甘さは控えめな感じだけど、それがまた良いのです。ビター・スウィート・インディー。アルバム内だと、"Help Me Close My Eyes"が好きです。あと、相変わらずLinneaかわいい。

しかし、バンドの2nd(あるいは3rd)アルバムがちょっと硬派な感じになるってのはある程度共通の事象だったりするのかなー、となんとなく。バンドとしての自我みたいなものがそうさせるんでしょうか。不思議。




2011/03/28

Young Fidelity #009 Playlist

Young Fidelity #009に遊びにきていただいた皆さん、ありがとうございましたー。ゲストのjeenieちゃんもどうもありがとう!


そんなワケでPlaylistです。

18:30-19:00 1st Set
Out Of Tune / Real Estate
The Golden Flower / The Apples In Stereo
Never Come Around / La Sera
Juniper / Minks
Seafarer / Tennis
Burnin' Through The Nite / Outer Limits Recordings
Fall Right In / Beach Fossils
Sister In Love / Envelopes
There Is A Light That Never Goes Out / Dum Dum Girls


Craft Spellsアルバム楽しみー。あと、Beach Fossilsは化けすぎ。


20:40-21:20 2nd Set
All Is Love / Karen O & The Kids
Cold Water / Lulu & The Lampshades
Under Your Skin / Luscious Jackson
Alpha Beta GaGa (Mark Ronson Vocal Mix feat. Rhymefest) / Air
Young At Love And Life / Dominant Legs
After The Moment / Craft Spells
Xanadu / Lightspeed Champion
It Goes Through Your Head / Nite Jewel
UFO / Poppy & The Jezebels
Make It Better / The Knocks
Young Folks / Peter Bjorn & John

B2B
Losing Sleep / Edwyn Collins
Lithium / The Polyphonic Spree

Cut Copy / Take Me Over


とかだったような…後半酔っぱらってて大体な感じです。後半は口笛セットにしたいなーとかちょっと思って臨んだんですが、実際3曲しか入ってないですね…。それと、ヤンデレ初のUSTだったワケですが、どうだったんでしょーか。ちょっとでも楽しさお裾分けができてたら嬉しいなーと思ったり思わなかったり。

ということで次回は5/28(土)、同じ時間に同じ場所で開催予定です。よかったら遊びにきてください。よろしくお願いしまーす!

2011/03/25

nextYF and 通常更新

次回のYoung Fidelity、今週土曜日に開催します。



Young Fidelity #009

2011.3.26(SAT)
18:00~23:00?
1000YEN(inc,1DRINK)

@ONE(koenji)
http://one-koenji.com/
http://one-koenji.blogspot.com/

DJ
OSG
Tsubasa(Everything For Everyone)
GentaroZ(Club Passione)

Guest DJ
JEENIE(Idle Wild)



今回のGuestDJは、前回の開催時にGentaroZをお呼びいただいた、新宿「音」で毎月第三水曜に開催している「レジデントDJがみんな女の子」という男子垂涎のパーティー「Idle Wild」のDJ/オーガナイザーのJEENIEさんです。

一年以上前になるのでしょうか、JENNIEさんと知り合う前に一度DJをお聴きした時に、昔から馴染みの深い曲から新進のものまで、非常に心地よいDJをしていたのをよく覚えています。

当日のDJも、とても楽しみです!



ところで震災以降、数々のライブハウス/クラブが営業自粛や縮小営業を行っており、同様に中止の憂き目にあったイベントも多々あります。同様に上記JEENIEさんの主催パーティー「Idle Wild」も、震災で中止になってしまいました。

その中で、震災からの復興への手助けとして、数多くのチャリティーイベントが開催されております。
我々YFでもなにか出来ないものかとは考えましたが、様々な(個人的)考慮の結果、
通常どおりの開催という形にさせていただきました。

それの一番の理由が、開催地である高円寺ONEの活動です。
http://one-koenji.blogspot.com/

平日は主にBar営業をしているONEですが、震災以降、活発に
募金活動やチャリティーパーティーを開催しています。
このスタンスに敬服します。
するからこそ逆に、通常どおりの開催という形にさせていただきました。

尚、現在ONEには「募金箱」や「チャリティーフリーマーケットブース」が常設されてありますので、
そちらへのご参加もお待ちしております。





通常更新です。

コンピ“SKWEEE TOOTH”のラストを飾るメロウな歌もの“IDEA”から、数々のSKWEEE関連のコンピ、単独での7インチ、さんざん本ブログでも紹介しているトラックメイカーCOCO BRYCE主催の“MYOR”レーベルからはLIGHT CLUB名義でシングルをリリースしているカナダのアーティストSLOW HAND MOTEMがLPをリリースしています。


またもJETSETさんの直接買い付けらしいです。堪りません。

SKWEEEというと、音数が少ないビートや、うねるシンセの音が特徴的で、少しクセのあるトラックの印象です。
ところがこのSLOW HAND MOTEMのLPは、生音がかなり多用されており(JETSETさんでも「人力SKWEEE」と評されていました)、誤解を恐れず言うと、90年代ころに多く居たような「ローファイ」やそれ以降の実験的/ちょっと前衛的なindieミュージックのそれにかなり近い印象を受けます。

アルバムに収録されている曲に、PVがありました。


どことなくファニーなPVと曲調と、あとこれは個人的なことなのですが、先日とある人のDJを聴いた時に、下の曲のギターリフをサンプリングした曲をかけていたことも相まって、なにかしら親近感を覚えたりもするのです。



う~ん、そんなに近しくはない気もします(笑)

2011/03/19

通常更新再開の前に

あの地震から、一週間が経ちました。
亡くなられた方のご冥福と、被災された方の平穏が一日でも早く戻ることを、心よりお祈りします。


自分の友人知人にも、実家が被災地やその近辺にある人がいます。
また「よく知っている土地が見る影も無くなった」というような話しもよく耳にします。
友人たちの心境を慮るにも、とてもかける言葉が見つかりません。

直接的な被害が少なかったにしろ、首都圏も、交通の混乱や停電、
またこれは二次的な人災だとは思っていますが、食料不足など、
多少の混乱が今も生じています。



ここから少し、自分(gentaro)の思ったことを書きます。
こういう考えに至ったのは、自分の近しい人に直接の被災を被った人がいないからかも知れません。
安全なところからの物言いにも見えるかとも思います。
人によっては奇麗事、他人事、不謹慎と捉えて不快な思いをさせてしまうかも知れません。
だけど、誤解を恐れず書かせて頂きました。



自分は、地震の時に一時的に近くの神社に批難したものの、
職場に戻ってからは、ほとんど日常と変わらず仕事をしました。
帰宅命令や自宅待機なども一切無く、業務に至ってはごく通常通りでした。

震災への恐怖と悲しみが収まりつつあったころに
「自分は何ができるのか」だとか「自分はなにもできない」
だとかいう言葉も聞きました。

報道に目を向けると、えも言われぬ恐怖感や不安が募ります。
自分が何が出来るかと問われると、被災地に飛び込むような
ヒロイックな救済活動など出来るはずもありません。


それらを踏まえて考えたのは、不安や恐怖の払拭と共に自分が出来ること
自分にとってのそれは「なるべく日常を営む」ということでした。

幸いにも仕事が滞ることなく続いていたので、当たり前のように仕事をし、
仕事が終わった後は、毎日のことを敢えて自粛せず、お酒を嗜み(さすがに量は大分少ないですが)、
休日は外に出かけ、外食をして、レコードを買って、会える友人とは顔をあわせました。
そのなかで少しだけ、小額ですが、募金を継続して続けてみています。

「できることはこのくらい」ではなくて「自分がやること」を見定め、
「なにか少し協力できること」には手を伸ばし、願わくば
「隣人の非日常」に「自分の日常」を被せて、近くの人から日常の平穏を取り戻す…
ようになったらいいなと思います。


悲観しても、不謹慎な相手に眉をひそめても、怒り罵声を浴びせても
結局腹は減ります。疲れます。眠くもなります。


冷静になれば、首都圏は大きな被害はありません。
交通や節電の影響でいくばくか不便ですが、日常を妨げられるレベルでもありません。
だからこそ、日々の暮らしを営み、日常を定着させることが重要だと思います。
それに加えて出来ることとしたら、募金や献血、物資の支援(これは一度でなく、継続的になにか出来たらいいなと思います)、
あとは労働と消費で「経済を回す」ことでしょうか…。



ということで、また次回以降、ここのブログも通常通りの更新をしていければ…と、思っております。


最後に重ねてですが、亡くなられた方のご冥福と共に、被災された方の
一日でも早い復興と心の平穏を願っております。
直接被害に遭わなくとも、大きく心に恐怖と不安の傷を負った友人たちの平穏も戻るよう願います。

2011年3月19日

2011/03/09

3/19(土) off the PITCHの告知と最近のオススメ

Young FidelityのDJの中で一番ブログを書かない男ことツバサです。
久しぶりに書いたと思ったら告知です。ええ。
Young Fidelityに参加する以前からやってるyo-heyくん主催のイベント、off the PITCHが一年半ぶりに開催されます。
ちなみにThreepee BoysのYO!HEY!!くんとは違うのでご注意を。

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off the PITCH Vol.10

http://oftp.exblog.jp/

2011年03月19日(土) 16:00-21:00
@soft
渋谷区渋谷3-1-9 B1F 03-5467-5817
http://www.soft-tokyo.com/
Charge:1500yen/1drink

DJ:Tsubasa(Young Fidelity) / yo-hey(fcIbiza)
miyamans(Niceweather) / MSD(themountaindrive)

Guest DJ:chie&maeda

Time Table
16:00-17:40 B2B
17:40-18:20 chie&maeda
18:20-19:00 MSD
19:00-19:40 yo-hey
19:40-20:20 miyamans
20:20-21:00 Tsubasa
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早い時間から夕方のイベントです。
イベント的にはハウスメインですが、あんまりハウスっぽくないダンストラックを回す予定です。


ちなみに最近グッときたトラックはイタリアの若手Symoneのこの曲。

Runnin' feat. Kwality by SYMONE

B-MORE界の大ネタ王Bird Petersonが絡んでるTeenage Riot Recordsからのリリースで、ダーティーなベースラインとフランス人MC、Kwalityの声が絶妙にマッチしてダンスフロアーを直撃!的な曲です。
リリースがデジタルオンリーなのでフィジカル派の人にはアレかもですが、曲は間違いないです。

"Flogsta Danshall" New Rerease

その奇妙ながらも、どこか惹き付ける中毒性のある音色で徐々に浸透しつつあり、また、北欧からヨーロッパ諸国やUSにまで飛び火し、大分に市民権を得てきた(と個人的には思っている)SKWEEEシーンですが、その2大柱のひとつでもあるスウェーデンのレーベル「Flogsta Danshall」から、一挙4タイトルもの7インチがリリースされています。



音源は、少し前にサウンドクラウドでもアップされた試聴ファイル(こちらはリリースされた新作のダイジェスト)や、先日サーバ落ち(?)から復帰した上記レーベルのサイト(こちらは既出の音源もランダムにでしょうか?)からも聴くことが可能です。

http://www.flogstadanshall.com/
http://soundcloud.com/flogsta-danshall/flogsta-danshall-teaser

Harmonaのリリース音源に比べると、幾許か音に対するストイックさのあったFlogsta Danshallレーベルですが、今回は以前のそれらよりも、大分に耳馴染みやすいトラックが多いように感じます、



さて、そのリリースされた7インチはというと、その全てがスプリットになっており、数々のコンピや単独音源もリリースしているLIMONIOUS、名盤「SKWEEE TOOTH」でもド頭を飾りながらも単独音源のリリースが未だ確認できていなかったEASY & CENTER OF THE UNIVERSなどの面子や、今後の活動から目が離せないアーティストなど、非常に甲乙つけがたい4枚です(自分は勢い余って全部購入してしまいました)。



その4枚の中で一番好きだったのが、全くそれまで名前を知らなかったBABA STILTZBOSS KITEのスプリット盤です。

http://www.jetsetrecords.net/jp/BABA-STILTZ-BOSS-KITE-SEXYDANIEL-THE-MANIFESTO/product/735004037662

売り切れる前にブログ更新したかった…。



そしてなぜか上記の音源を幾つもリリースしているアーティストを差し置いて、なぜBOSS KITEのそれはPVがあるんでしょうか…? 謎です。



SKWEEEの語源にもなっている(らしい)「ビンテージシンセでうねりある音をひりだす」という表現を視覚化したようなチューブから絵の具をひり出すイメージなんかは、SKWEEEっぽいといえばぽいですね。音源のみのイメージよりも、もっとポップでキャッチーな印象を受けます。

女性のダンサーが…。