2013/12/20

Best of 2013

今年も残りあと僅か…ということで2013年の良かったアルバムなどを振り返ってみようと思います。
の前に去年は何挙げてたんだっけ?と思って当ブログのBest of 2012を見返してみたらDjango Djangoをベスト・アルバムに挙げていたようです。

さて、今年のベスト・アルバムですがズバリこれです!

Wintergatan / Wintergatan
Detektivbyrånのマーティン・モリンが結成したスウェーデンの4人組インストバンド。
鉄琴、シンセ、ピアノ、アコーディオン、ドラム、ベース、ハープ、オートハープ、テルミン、ギター、タイプライター、自作楽器、口笛、ダルシマー、ハーモニカなどを使って構築されたノスタルジックな音世界が最高です。
下の動画を見ればこの人達のマルチプレイヤーっぷりがいかに狂ってるかわかると思います。ちなみに動画の後半は自作オルゴール作成動画になっています。



あと良かったのはYosi Horikawaのアルバム。


Yosi Horikawa / Vapor
自然音を使ったダンスミュージックで、ちょっとアフリカ音楽の影響も感じられたりしてとてもツボでした。
このポストを書いている時に7"付きでアルバム出てて、既にSold Outしてることに気づいて軽くショックを受けています(7"欲しかった…)
Bandcampでたったの£4でアルバム買えるので、是非とも買うといいです。視聴もできます。

後はCocos LoversのGold or Dust。

Cocos Lovers / Gold or Dust
多分8人組のフォークバンドで編成はマンドリン、バンジョー、ギター、ハーモニカ、バイオリン、ミュージックソー、フルート、ドラム/パーカッションな感じ。ボーカルのハーモニーがめちゃめちゃいいです。
今年行ったWalesのGreen Man Festivalで木の下で演奏してるのを見て、あまりにも良かったので手売りしてたアルバムを購入してしまいました。


あと、アルバムではないけどコーネリアスが作曲して青葉市子が歌っている攻殻機動隊ARISE第二話のエンディング曲がとても良かったです。
坂本慎太郎の詩の世界と青葉市子の声質が絶妙にマッチしててすげえなと思いました。


ベストライブはGreen Man Festivalで見たSteve Masonなんだけど、画像とか動画とか大量に撮ったのにアップしてなかったですね…
まあ、動画はめっちゃ音割れてて残念な感じになってたんだけど。

とまあ、2013年はこんな感じでした。コーネリアス以外マイナーどころばっかりですいません。
2014年も素敵な音楽に出会えることを期待しています。
ではまた!

2013/11/26

Young Fidelity #025 Playlist

ちょっと遅くなりましたが土曜日のYoung Fidelityに足を運んでくださった皆様、ありがとうございました。ここ2回ぐらいはレギュラーだけでやっているので、ひさびさにB2Bも長めにできたりで楽しかったです。


2013/11/24

Young Fidelity 025 Tsubasa's Setlist

昨日は2013年最後のYoung Fidelityでした。
お越しいただいた方々ありがとうございます。

フォーク中心のセットとヒップホップのセットでDJしたのですが、ヒップホップのセットが思いの外好評だったのでそちらのセットリストをアップしたいと思います。
元々ヒップホップのセットをやとうと思ったのは、Dan Le Sac vs Scroobius Pipのアルバムが当日届いたのでそれをかけたかったからという動機なんだけど、まあこの曲がクソかっこいいので先ずはこれを聴いて頂きたく。



カッコイイよね。イギリスのトラックメーカーのDan Le SacとMCのScroobius PipのユニットでSunday Bestからアルバムをリリースしてる。
このアルバムに収録されているのでみんな買うといい。

dan le sac Vs Scroobius Pip - Repent Replenish Repeat
でセットリストはこんな感じでした。

Example / You Can't Rap
Sage Francis / Personal Journalist
Coki / Ransom
ECID / Men Kill Men
Dels / Shapeshift
Hudson Mohawke / ZOo00OOM
B.Dolan / Fifty Ways Ways To Bleed Your Customer
Fuck Buttons / Sentients
Dan Le Sac vs Scroobius Pip feat. Flux Pavilion / Gold Teeth

この中でもう一曲オススメを上げるとしたらECID。
ミネアポリスの人で自分でトラック作ってMCもして自分のレーベルからリリースしてるDIYな人。
そういう姿勢も含めてカッコイイす。

2013/11/21

Monoganon - F A M I L Y

ウェールズ日記途中で止めたままでごめんなさい、アップするのめんどくさくて諦めてました。
気が向いたら続きを書きますが、書かない可能性が高そうです。

前回のポストGreen Man Festival 2013 Friday part.2でちょっと話題に挙げたJohnny Lynchが立ち上げた新レーベル、Lost Map Recprdsのファーストリリースがめでたくリリースされたのでそのことについて書こうかと思います。


まずLost Mapについて振り返っておくと、元々スコットランドの辺境の地でフォークっぽいアーティストを中心にリリースするFence RecordsをやっていたJohnny Lynchが、Fenceと決別して新たに始めたレーベル。
所属してるアーティストもFenceからのアーティストが多いのでレーベル色もあまり変わっていない感じです。


Lost Mapからの記念すべき最初のリリースとなったMonoganonのニューアルバム:F A M I L Yもそんなレーベル色が出たフォーキーな作品でした。
レコードはレコード+CD+ファンジン+カセットというなんかやたら気合の入ったパッケージングでリリースされてました。(※今オフィシャル見たらレコード+CDだけになってたのでカセットは売り切れたっぽいです。)
ちなみにカセットはWegodaというアーティストとのスプリットで3曲ずつ収録されています。


アルバム内容は基本的に地味なんですが、歌い方がエリオット・スミスっぽい曲があったり、初期レディオヘッドのトム・ヨークっぽい曲があったりと、何気にバラエティーに富んでて飽きない感じです。
あと、カセットに収録されているWegodaというアーティストの曲が緩いアンビエント系の曲で何気に良かったりします。


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話は変わりますが、今週の土曜日は今年最後のYoung Fidelityです。
2013年あっという間だなー、と振り返ったりしつつ素敵な音楽を聴きながらお酒を飲みたいと思いますので、良かったらいらして下さい。


DJはいつもの4人:OSG、gentaroZ、Tsubasa、Morrie。場所はいつもの高円寺ONE。
18:00~23:00まで、といいつつ終電ぐらいまでやってるかも?最初のドリンク1,000円、2杯目からは500円というお手軽価格でお待ちしております。

2013/10/28

The Blow - The Blow


Khaela MaricichとMelissa Dyneによるポートランドのシンセポップ・デュオ、The Blowの7年振りの新譜が10/1にKanine Recordsからリリースになったワケですがこれが実に良い。YachtのJona Bechtoltがメンバーだった時のThe Blowがとても好きだったので(その時リリースされた”Paper Television”はほんと素晴らしい名盤!)、抜けてしまってどうなっちゃうのかなーと思っていたんですが。再始動のニュースもすごく嬉しかったし、またこうやってリリースがあることを本当に嬉しく思います。


2013/10/24

Blessa - Between Times


昨日ネットラジオを聴いていた時にたまたま流れてグッときたバンドがあったのでエントリー。Blessaというバンドみたいなんですが、シングル”Between Times”が11月11日に発売になるようです。デビュー・シングルになるのかな。シェフィールドのバンドみたいですね。昨日知ったばっかりなので詳しいことは全然わかってないんだけど、Soundcloud聴く限り他の曲も良さそう。女子ボーカルだけどちょっとクセのある感じ。こういうの好きだなあ。こういう音に引っかかるのも久しぶりな感じ。


2013/10/18

Anoraak - Chronotropic


フランス人Fraderic Riviereソロ・ユニット、Anoraakの新譜"Chronotropic"が、Para Oneなんかも出してるレーベル、Grand Blancより10月21日にリリースになります。

2013/10/07

Gap Dream - Shine Your Light


クリーヴランドのヘンテコ・ガレージ・プロジェクト、Gap Dreamのニューアルバム"Shine Your Light"がBurgerより1112日(Release Date 11/12/13のこの数字並びのドヤ感)に発売になるようです。1stから続いてるザラザラした感じのサイケなガレージ・ポップ感は相変わらず健在。そこはかとなく感じるUMOっぽさもまたイイ。なんというか、特徴あるコーラスワーク含めたこのいなたさがめちゃめちゃ好きです。アルバム楽しみすぎる!

2013/10/01

Young Fidelity #024 Playlist

Young Fidelityに遊びに来てくださった皆様、ありがとうございました。毎度のことながら楽しく酔っ払いました。ゲストのisao君もどうもありがとう。久しぶりにisao君のDJ聴いたけど、すごく良かったです。


2013/09/15

Green Man Festival 2013 Friday part.2

Green Man Fetivalレポート金曜日その2。
以前のレポートはこちらで。

Green Man Festival 2013 Thursday

Green Man Festival 2013 Friday part.1

一度テントに帰ってちょっと空気が抜け気味だったエアベッドに空気を入れてもらって再出発。

テントサイトから会場へと向かう道
夜でもバルーン飛ばしてます
メインステージ
そして、メインステージではMidlake。


安定した演奏で流石でした。


菌っぽいアートワークがステージに飾られてていいなーと思ったりしてました。
Midlakeの途中で寒さに耐え切れず温かい紅茶を求めてぶらぶらと。

Green Man Radio
 ここはGreen Man Radioを流しているところ。
会場内にラジオ局を設置し、そこで出演アーティストがDJをしてる。
Mixcloudに超大量にアーカイブが残ってるのでいろいろとチェックできます。
このとき居たのは…誰だか分かりませんでした。

http://www.mixcloud.com/greenman/

DJブース
 ここは会場の端っこの方にあったマップにも書かれていないDJブース。チャラい音がかかってましたw

Cinema Tent
Fence Recordsが仕切っているCinema Tentに移動。
Fence Recordsを解散して新しくLost Mapってレーベルを立ち上げるよ。とPictish TrailことJohnny Lynchが挨拶。
どうやら、Fence Recordsを共同で経営しているKenny Anderson(King Creosote)とJohnny Lynchに方針の相違が生まれていたようで、Johnnyが新しいレーベルを立ち上げて、Kennyは2014年にFence Recordsを新しい形で再始動させることになったようです。
好きなアーティスト同士が袂を分かつのは寂しいけど、お互い活動は続けるようなので引き続き追い続けようと思います。

という訳でこの日のCinema Tentに出演したFence RecordsのアーティストはLost Mapに移籍するアーティスト達でした。



Kid Canaveralはなんかちょっと懐かしい感じのもてなさそうなパワーポップ系バンド。
最近あんまりこういう音聴かなくなっちゃったけど好きです。


24時ぐらいと夜も遅くなってきたからか、みんな思い思いに楽しんでる感じでとても良い空間でした。

Kid Canaveralが終わった後はメインステージのKings of Convenienceを諦めて、Far Out TentのFuck Buttonsに移動。

Fuck Buttons
激クレージーなステージで最高でした。



改めて動画を見ると思い出して鳥肌立ちます。

その後は再びCinema Tentに戻ってPictish Trail。

Pictish Trail
さすがはボス。盛り上がってました。

ライブが終わった後にMCで、「午前3時までこのテントを使えるんだ。まだこれからスペシャルなことをやるよ。」と喋って再びステージをセッティング。
何が始まるんだろうと思って待っていたら新たに立ち上げるLost Mapのミニショーケースライブ的なものが始まりました。
最初はSeamus Fogartyというアーティスト。

Seamus Fogarty
元々Fence Records所属のアコースティックでフォーキーなアーティスト。
好きなんだけど、午前2時半にアコースティックミュージック聴くのは眠くなりました…
数曲演奏して続けて出てきたのは、eagleowl。

eagleowl
こちらは静かな曲の次に、シューゲイザーっぽい感じの曲を演奏。
静かな曲だけだったら寝てるところでした。

そんな感じで金曜日は終了。土曜日に続きます。

2013/08/24

Green Man Festival 2013 Friday part.1

Green Man Fetivalレポート金曜日その1。
木曜日を読んでない人はこちらから先にお読み下さい。

Green Man Festival 2013 Thursday

この日はイギリスらしからぬ晴天。と言っても真夏にも関わらず最高気温は20度ぐらいまでしか上がらないのでとても快適な気候です。

タンジェリンフィールドのテント群
シャボン玉のお姉さんに群がる子供たち
前日の日記にもちょっと書いたけど、子供がとても多いのが驚きでした。ファミリーテントのエリアがかなり広くて、テントサイトの全体の1/5ぐらいを占めているイメージ。
0-12歳の子供のためのエリアと13-17歳のティーンのためのエリアがあって、とても家族連れが多かったです。
「フジロックに子供連れて行くのは虐待」とかが話題になってた日本とは文化が全然違うな―、と思いました。
まあ、Green Manは激しいロックバンドは出ないから子供を連れて行きやすいというのもあるとは思いますが。あと、気候も前述したように涼しいし。

天気が良いのでとりあえずサイダー
メインステージ一発目のバンドを座って見てる人たち
Haiku Salutという女の子3人のバンドだった
メインステージ横の方から。のどかな感じ
Rough Tradeが出店してる。
このラフ・トレードテントではこの狭さにも関わらずアーティストがテント内でライブする。
この日はエドウィン・コリンズもこのテントでライブ予定だった(観てないけど)

Walled Gardenへと抜ける道
Peggy Sue


メインのマウンテン・ステージで演奏してたPeggy Sue。
まだ日も早かったけど良かったです。

The Pictish Trail
ラフトレードテントでインテントライブをしていた、髭の人ことThe Pictish Trail。
スコットランドの辺境の地FifeでKing Creosoteと一緒にFence Recordsというレーベルを運営していて、そういや当ブログのこの記事でも取り上げていました。
同じくFence RecordsからリリースしているRozi Plainをゲストに迎えつつライブをしてました。

Fence Recordsはこの金曜日にシネマ・テントというエリアを仕切ってイベントをしてました。
Green Man直前にFence Recordsの解散を告知してて、このGreen Manでの活動が最後になる、ということでしんみりモードになるのかと思いきや、楽しそうにライブしてました。

右側のテントが2番目に大きいステージFar Out Tent
そういや、3年前に行ったBestivalでも旗が大量にあったんだけど、 最近のUKフェスの流行りなんでしょうか?

Chai Wallahsというステージ
中でスカバンドが演奏してた
踊り疲れて木陰で一休み
100種類のビールが売ってる所
ちなみにビールは2日目にしてすでに売り切れの樽が幾つか。さらに見れば分かる通りここの樽は冷えてませんw
あ、もちろんここテント以外で売ってるビールは冷えてましたよ。
自分の好きな番号のビールを飲もうとしたら直前で違う人が頼んで売り切れ…結局違うのを頼みましたとさ。
確かビターなエールだった。

The Memory Band @ Walled Garden
Walled Gardenという3つ目大きいステージ。
バンド自体もゆったり目な音を鳴らすバンドなので、皆座って見ていて前の方に誰もいないという状況。



パラグライダーが飛んでた
ブレコン・ビーコンズ国立公園ではパラグライダーなどのアクティビティも楽しめるようです。

Walled Gardenの後ろのほう
Walled Gardenは名前の通り壁に囲まれたスペースになってる。ちなみにこの写真を撮ったのは18時過ぎ。日が長いです。


スパイシーラムというのを頼んだら出てきたやつ
パリパリのパイの中に辛口のラムソーセージみたいなやつとかが入ってた。思ってたのと違ったけど美味しかったからよろしい。

続けてWalled Gardenでブルックリンの2人組Bake and Gase。



このバンドかなりカッコよかった。
左のアローン嬢がハンドメイドの6弦バリトンウクレレを弾きつつ、左足のつま先につけたタンバリンを鳴らしつつ、歌って右足で声のエフェクターをいじり、右の名前が似ててややこしいアロンがこれまたギターとベースを融合させた6弦のベースみたいな楽器を弾きつつ、バスドラを踏むという、2人でどこまでやれば気が済むんだっていう感じの内容のライブ。


最初は皆座って聴いてたんだけど、女の子が前の方で踊り始めて、だんだんと踊ったり立ったりして見る人が発生。


ショートヘアで弦楽器をかき鳴らす女の子っていいよね。めちゃめちゃ好みです。


正直ライブ観る前にアルバムで聴いた時はそれほど良いとは思ってなかったんだけど、ライブで思いっきり持ってかれました。
ちなみに終わった後メンバーがCDとレコード手売りしてたけど、結構売れてたっぽい。そりゃあれだけのライブ見せられたら買うわなー、と思いつつ既に持ってるのでステージを移動。

BEAK→ @ Far Out Tent
ポーティスヘッドのジェフバーロウがやっているバンドBEAK→。
Buke and Gaseと被ってたせいで3曲ぐらいしか聴けなかったけど、ジェフバーロウらしい音像のエクスペリメンタルな音でとても良かったです。

メインステージのMountain Stage
時間は20時前、だけどこの明るさ。日が長いって素晴らしいです。演奏してるバンドは…

エドウィン・コリンズ
元オレンジ・ジュースのエドウィン・コリンズでした。ちなみに、この写真で歌ってるのは息子のウィリアム・コリンズ。ゲストで一曲だけ参加してました。
エドウィン・コリンズはMCがめちゃめちゃスコットランド訛りでした。ゆっくり喋ってたからかろうじて聞き取れたけど、あれ早口で喋られたら絶対聞き取れんわ…

360度パノラマ。クリックすると大きくなるよ。
Mountain Stageの真ん中らへんにいたので、雰囲気伝わるかなーと思い撮ってみました。真後ろに居たおっちゃんがいい反応してくれたw


Blue Boyの動画最後まで撮りたかったんだけど、前でいちゃいちゃしてる若いカップルを映さないようにカメラを持ち上げてるのが限界だったので、途中までとなってしまいましたことを申し上げておきます。

Mountain Stage脇のゲート
時刻は20時半、日も落ちてきて寒くなってきたので、一旦テントに防寒着を取りに戻ります。とりあえずPart.1はここまで。後半に続きます。