2014/12/10

最近のJames Yuillについて


ロンドンのトラックメイカーJacksonがJames Yuillをフィーチャーした”Love Love Love”のミュージックビデオが公開になっています。このJacksonという人のことは全く知らなかった(検索しても詳細が見つけづらい名前だし…)んですが、一聴した感じ”This Sweet Love”から切なさ3割減のポップさちょいマシ的な感じの仕上りというか。普通にJames Yuillの新曲と言われても違和感ないシンセポップですねこれ。フィーチャリングというよりはほんとコラボとかプロデュースに近い形なんでしょうかね。非常に素晴らしい仕上りの曲だと思います。ビデオもかわいくて素敵。


2014/11/26

Young Fidelity #031 Playlist

遅くなりましたが、先週の土曜日のYoung Fidelityに遊びにきていただいた皆様、本当にありがとうございました! 今回も賑やかな感じでワイワイできてとても楽しかったです。ゲストのウーハイお姉さんことsonocoちゃんもカッコ良い選曲どうもありがとう! まだ11月なのにこんな話なのもアレですが、今年最後の回を楽しく締めくくれてほんとに良かったです。また来年もよろしくお願いします!


2014/11/03

Jim Noirの新譜が極上ポップなのと今年最後のYoung Fidelityについて

Jim Noirが11/3にリリースした新しいアルバム「Finnish Line」が素晴らしいです。
何か真新しいことをやっているわけではないんだけど、ビートルズとビーチボーイズの横に並べてもおかしくないくらいの極上のポップソングが揃ったアルバム。
時にサイケデリックであったり、節回しにちょっと癖があったりするところがまたいいアクセントになっております。

Soundcloudで全曲試聴出来るのでとりあえず聞いてみるといいと思います。



個人的なお気に入りは7曲目のNewquay。
高音の弦楽器の音が特徴的な浮遊感のある曲でこういうの弱いです。好き。
これを聴いて思わずオフィシャルサイトでアルバムオーダーしてしまいました。


問題なく届いたら22日のYoung Fidelityでかけたいな、と思っています。
ついでにサイケポップで1セットやろうかななんて思っています。
ちゃんと届けばね。

Young Fidelityは隔月開催なので22日で今年最後なのです。
今年最後だからといってこれといって特別なことは無いのだけれど、来てくれたら嬉しいです。
ゲストにはsonoco嬢をお招きしていつもよりブラックミュージック的な要素多目でお送りする、かもです。
場所はいつもどおり高円寺ONEで、チャージ無し最初の一杯だけ1000円になる感じです。

2014/10/14

The 2 Bears / Laura J Martin

The 2 Bearsの新しいアルバムが期待出来そうな感じです。


この一番新しいシングルが見事な直球ハウスっぷりで、Hercules & Love Affairといい今年はそういうモードなのかな?と思って一つ前のEPの曲を聞くと、ちょっとラガ入ったレゲエ調の曲で振れ幅の広さに驚かされます。



思わずオフィシャルサイトでアルバムをオーダーしてしまいました。届くのが楽しみです。


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最近、新宿とか渋谷を歩いてるとやたらとRed Bull Music Academy Tokyo 2014の広告を目にしますが、その中でLaura J Martinが来日をするので楽しみにしてます。
Laura J Martinのライブは去年ウェールズのGreen Man Festivalで見たのですが、何かのライブと被ってて最後のちょっとだけしか見られなかったのでちゃんと見られるのは嬉しいことです。

その時のライブでやってたこの曲はフルートをその場でループさせて被せていくという作業を一人でやっていて、そのパフォーマンスに驚かされました。
是非とも多くの人に見て欲しいなと思います。



Lauraが出演するイベントは11/9に表参道のBa-Tsu Art Gallaryでかいさいされてレコードフェアやフードフェア、日本酒フェアも同時開催されるとか。
しかも入場料は無料!

2014/09/29

30回目のお礼 / Death from Above 1979 / The Octopus Project

昨日はYoung Fidelity30回目のアニバーサリーでした。なんともう5年もやっているらしくびっくりですね。
自分は途中から参加しているので参加しているのは4年くらいかと思いますが、続けられていることは嬉しいことです。
今回個人的に告知不足で誰も来なかったらどうしようとめっちゃ心配していたのですが、大勢来てくれたことにとても感謝しております。
次回は自分もちゃんとしようと思いました、はい。
イベントの雰囲気がとても良かったので、たまにはこちらに写真を張ってみます。



今後も続けていきたいと思っているので、どうぞよろしくお願いします。
次回は11月22日土曜日です。

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Death from Above 1979の10年ぶりの新譜が素晴らしいです。
片割れのJesseはMSTRKRFTとしてダンスミュージックシーンの第一線でやっていたという事もあってか、全くブランクは感じさせない内容。
基本路線は前作と変わらないのですが、より曲の抑揚の付け方やバリエーションに幅が出てきた感じがします。


先行シングルになったこのTrainwreck 1979では相変わらずのブリッブリのベースが気持ちいいロックチューンなのですが、アルバムに収録されている「White is Red」などはブレイクでハンドクラップがあるようなちょっとポップな曲でこちらもまた違う良さがあります。



アルバムを通して聴いているとSebastianの艶のあるボーカルがこのバンドの良さを引き上げているような気がします。
前回来日した時はゴリッゴリのライブで正直ちょっと疲れたのですが、今のライブはどのような感じになっているのかちょっと興味がありますね。

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そうそう、ライブといえばThe Octopus Projectの来日が決まっていて嬉しいです。
オフィシャルサイトによれば日程は

10/16 - Kyoto, JP @ Growly
10/17 - Osaka, JP @ Shinsaibashi Fan-J
10/18 - Tokyo, JP @ Shibuya O-crest
10/19 - Tokyo, JP @ Zepp Diver City
10/20 - Tokyo, JP @ Shibuya O-nest

らしいのですが、O-nestのサイト見ても10/20の情報書いてなくてどうなってるんだろう?と思っているところです。
誰かご存じの方がいたら教えて下さい。

2014/08/14

Trwbador from Wales

ウェールズの男女デュオTrwbadorのセカンド・アルバムが良さ気な感じです。
まずは先行シングルでロンドンのラッパーESSAをゲストに迎えた先行シングルを聴いて頂いて。



フォーキーなバックトラックにモダンなHip Hopというギャップがたまらない感じですね。
その後にアルバムサンプラーのこちらを聴いて頂くと。



いきなりコーネリアスみたいな音像の作り方に度肝を抜かれる感じです。
アルバムにはウェールズコネクションで元Gorky'z Zygotic MynciのRichard Jamesも参加している様子。


でもってこのアー写を見るとギークっぽい男子というかいかにもギークな男子に、神経質そうな女性というなかなかいいコントラストの二人で良い感じ。

アルバムSeveral Wolvesは今週リリースしたばかりです。
早速オーダーするか。ジャケも好きな感じ。

2014/07/24

Young Fidelity 029

告知が遅くなりましたが、Young Fidelity明後日土曜日です。

今回はOSGがお休みで他のレギュラー3人+ゲストのItsukiちゃんでお送りします。
場所はいつもの高円寺ONEで18時から。チャージフリーで最初の一杯だけが1,000円になります。

タイムテーブルはこんな感じ。
18:00-18:30 gentaroZ
18:30-19:00 Tsubasa
19:00-19:30 morrie
19:30-20:00 Itsuki
20:00-20:30 morrie
20:30-21:00 gentaroZ
21:00-21:30 Itsuki
21:30-22:00 Tsubasa
22:00-23:00 B2B

21:30からのセットでは久しぶりにラップミュージックをかけたいと思っております。

これをかけたい。


元AnticonのSage Francisが自分で立ち上げたレーベルStrange Famousからリリースされてる曲なんですが、めっちゃカッコ良い。
MCにSage Francis(ヒゲ)とB Dolan(ヒゲ)、トラックメーカーにBuddy Peace(ヒゲ)という3人によるユニット=Epic Beard Men(すげーヒゲの男たち)の曲です。

あと同じくStrange Famousからリリースされてる、Buddy PeaceがProlyphicというMCとやっているこちらの曲もかけたいですね。


というわけで29回目のYoung Fidelityよろしくお願いいたします。

2014/07/14

Kilo Kish - Across EP


Kilo Kishの新しいEP”Across”が、Kitsunéから7月9日にリリースされたみたいです。リリースの少し前に、EPの1曲目””Begin Route”のミュージックビデオも公開になってます。



相変わらずのヘアスタイルと、あとファッションも可愛くて素敵。とりあえず、リリースと言ってもiTS配信先行みたいですね。フィジカルリリースは8月後半を予定してるとか。そっちには8曲全部入るんだろうか…。

しかしKitsunéかあ…うーん。まあちょっと気になりますが、その分これまでより露出も増えてくるんじゃないかなーと思うと、ファンとしては喜ぶべきことかなあと思います。Maison Kitsunéの2014秋冬アンバサダーらしいし。音楽以外でも見かけることが多くなるかもしれないですね。


http://www.kilokish.com/
https://www.facebook.com/kkilokish
https://twitter.com/kilokish

2014/06/10

Palo Alto

『スプリング・ブレイカーズ』等でお馴染みの俳優ジェームズ・フランコの小説デビュー作『Palo Alto』が原作の同名映画、この映画のサントラがやたらとインディー感に溢れたチョイスだというのが話題になっていて、気になってそのメンツを見てみたんですが、Blood OrangeとDevonté Hynes(ってそれ同じ人じゃないの)、Mac DeMarco、Tonstartssbandht(未だにちゃんと読めない)、Coconut RecordsにRobert Schwartzmanの兄弟揃い踏みだったりで、かなりよさ気なセレクトだったのでAmazonで即注文してしまいました。



監督と脚本がソフィア・コッポラの姪、ジア・コッポラだっていうのでなるほど納得。予告編観ても、なんというか、あーわかるわあっていうあの青春映画にピッタリくる感じの映像テイスト。コッポラファミリーのパワーはすごいなー。



ジアは今27歳だそうで。この映画は去年撮ってるっぽいので26歳でデビューってことなのかな。ソフィアは確か27歳とかそれぐらいでデビューだったはず。同じぐらいの年齢で監督デビューっていうのもなんかこう、”しょってる”感じありますな。

http://giacoppola.tumblr.com

tumblrも雰囲気あって素敵。

この映画ってもともとジェームズ・フランコ自身がクラウド・ファンディングで製作資金募ってたんですね。アメリカでは5月頭に公開になっているみたいですが、日本で観られることはあるのでしょうか。キャストもなかなか良い感じなので、公開を願っております。

2014/05/28

Young Fidelity #028 Playlist

土曜日のYoung Fidelityに遊びにきていただいた皆様、ありがとうございました。ゲストのDUCK ROCKさんも本当にありがとうございました。めちゃくちゃかっこよかったです。それに久しぶりの人もいっぱい来てくれたりして、雰囲気も良く楽しい集いになりました。

前回プレイリストをUPしてなかったので今回はちゃんと。1回逃すと4か月ぐらい空くことになってしまうんだな…と反省しております。


2014/05/19

Beverly - Honey Do

久々に更新。
Fraikie Roseがアートスクール出身のDrew Citronと組んだ新しいバンド、Beverlyの音源”Honey Do”がKanineのRSD用コンピレーションに収録されているのですがこれがまた実に素晴らしかったので紹介したいと思います。

2014/05/01

Project: Mooncircleというレーベルがなかなか面白い

前回のkidkanevilのポストでちょっと触れたProject: Mooncircleというレーベルで他のアーティストの音源も聴いてみたら、あらこれ良いじゃないの、ということで今回はこのレーベルについて取り上げてみます。


以前のポストでも書いたとおりベルリンのレコードショップが運営しているレーベルなのですが、リリースしているアーティストが良い感じに多国籍。エレクトリックミュージックとオーガニックミュージックを共存させた音を専門的に取り扱っていて、そういった音が好きな人にはたまらないレーベルだと思います。
CDを殆どリリースせずにレコード、カセット、デジタルダウンロードを主にリリースするというスタイルもこだわりを感じられて非常によろしいです。

最近リリースされたBarrio Lindoはアルゼンチンのアーティストで様々な民族楽器を駆使して作曲をしている。アルバムタイトルの「Menoko」は南アメリカ大陸の先住民族マプチェ族の言葉で「純粋な春」を意味しているとか。
下に貼ったSoundcloudの音源を聴いてもらえば分かるように、様々なリズムを重ねあわせつつも、新しい感性を感じさせる曲を作っています。



さらにその一つ前のリリースのJoe Kickassはアムステルダムのヒップホップアーティスト。ビートもMCも自分でやるスタイルで、インテリジェンスさを感じさせる曲を作っていてこちらも好みな感じです。



とまあ、こんな感じに様々なスタイルのユニークなアーティストをリリースしているので、今後もこのレーベルからリリースされる音は追ってみようと思っております。

2014/04/22

kidkanevilの新作はUKベース・ミュージックと日本のエレクトロニカ・ミュージックが融合した名作の予感

2012年の終わりにDaisuke TanabeとのユニットKidsuke名義でのアルバムを、ベルリンのレコードストアーhhv.deが運営しているProject: Mooncircleからリリースしたkidkanevilが、今度はソロ名義のアルバムを同レーベルからリリース。


昨年の夏に来日した際に本人が「日本のいろんなアーティストとコラボする予定なんだ。」と語っていたが、それが形になったのが本作のようだ。
kidkanevilも所属しているバンドStatelessからChris James、日本に住んでいて先日UKに帰国したsubmerse。さらにCokiyu、Phasma、Cuushe、疋田哲也といった日本人のアーティストがアルバムに参加している。

アルバムのサンプラーを聞くとケロロ軍曹のセリフをサンプラーで使っていたりと、相変わらずの日本大好きっぷりを発揮している様子。
※ちなみに彼のSoundcloudのアカウント画像もケロロ。
アルバムのコンセプトは「地下世界からやってきたゴーストチャイルドの東京での冒険を描いた、架空のアニメのサウンドトラック」とのことだ。


UKベース・ミュージックと日本のエレクトロニカを始めとしたちょっとノスタルジックでふわっとした印象の電子音楽が上手く混ざり合った作品になっていそうな予感がする。
ちなみにフルで公開されているPhasmaとのトラック「Inakunaru」では初音ミクをフューチャー。どんだけ日本好きなんですか、この人は。


このアルバムはLP、カセット、デジタルフォーマットはProject: MoonciecleからのリリースだけどCDのリリースは日本のflauからのリリースで、CDにはボーナストラックを一曲収録している。
リリースはflauからは4/30で、Project: Moonciecleからは5/9の予定。

ちなみにアルバムのアートワークはチバコウタロウが担当してる。

2014/04/18

Record Store Dayで気になっているもの

明日はRecord Store Day。ということで、ツバサくんに習って僕も気になるあれやこれやをいくつか挙げてみようと思います。全部買うかはわかりませんが。


2014/04/10

Record Store Day 2014

4/19はRecord Store Day。
ということで私的に気になるリリースを幾つかピックアップしてみようと思います。

1.Django Django - Porpoise Song 7"
Django DjangoのLate Night Talesに収録されるThe Monkeysのカヴァー曲が収録されたカラーヴァイナル7"。
B面はシャーロックの俳優ベネディクト・カンバーバッチによる、「Flat of Angles」の4部と最終パートの朗読。500枚限定


正直今年のRecord Store Dayはこれさえゲット出来れば後はどうでもいいのだ。ぐらいに思っています。
かといってこれだけで、このポストを終わりにするのもなんなんで続けて気になるモノを上げていきます。

2.Steve Mason – The Greg Wilson & Derek Kaye Remixes 12"
Steve Masonの最新アルバム「Monkey Minds In the Devil's Time」から「Seen It All Before」と「Come to Me」の2曲をGreg Wilson and Derek KayeがRemixした12"
気になっているのだけど日本で入荷してくれるレコード屋が存在しないんじゃないか疑惑が…去年のRSDの時もベータバンドの再発EP全然日本で見かけなかったしね…
とりあえずDisk Unionには確認してみたけど発注をかけてない可能性がある、とのことでした。



ま、別に原曲の方がいいと思うから手に入らなくっても気にしないけどね!

3.Memory Band - Further Navigations 10"
映画音楽的なインストを鳴らすバンドMemory Band。
去年リリースしたアルバム「On The Chalk (Our Navigation Of The Line Of The Downs)」からの曲をBelbury PolyとGrantbyがそれぞれRemix。
さらに新曲を一曲収録している。



4.坂本慎太郎/Mayer Hawthorne - Split 7"
お互いの楽曲を日/英訳してカヴァーしあっている7"。
ファレル・ウィリアムスがプロデュースしてる曲を坂本慎太郎が歌うのってなかなか熱いと思う。





ま、結局Django Djangoの7"さえ買えればそれでいいんですけどね。

2014/04/09

Lily Allen - Air Balloon

Lily Allenが今年2月に発表した曲Air Balloonの日本語字幕付きのPVが公開されてました。
実際歌ってる言葉と字幕を照らし合わせながら聴くのもなかなかおもしろいものです。
ブレイクのにゃーにゃーもしくはなーなー聴こえるコーラスが癖になりそうな曲です。


で、こちらの曲ですが、Lily Allenのオフィシャルサイトでホワイトレーベルの7"が限定リリースされています。
日本からだと送料含めると2000円超えますけど…


B面には去年末にリリースされたHard Out Hereが収録されています。
こちらも日本語字幕付きのPVが公開されていますが、Air Balloonとの曲調の違いに驚かされます。



この2曲も収録されているニューアルバム「Sheezus」は5/5にリリースとのこと。
アナログもリリースされるようです。


2014/04/07

Mr. Scruff - Render Me

Mr. Scruffのニューアルバム「Friendly Bacteria」が5/19にリリース予定。
それに先駆けてアルバムからDenis Jonesがボーカルを務める「Render Me」が公開されています。




音数少なめで綺麗な音でまとめている曲でとてもよい感じです。
Lemon Jellyのような繊細さとDenis Jonesのディープな声が相まって曲に奥行きを与えているように思えます。Denis Jonesにはこの曲の他にも3曲、アルバムで歌っているようなので他の曲も気になるところです。

ちなみにこちらの曲はNinja TuneのオフィシャルショップでMP3かWAVで購入可能となっております。

2014/04/03

Eyes & No Eyes


以前レビューしたSons of Noel and Adrianと同じブライトンのレーベルWillkommen Recordsに所属する4人組Eyes & No Eyes。
セルフタイトルのデビュー・アルバムが3/31にリリースされた。

ブライトンのアートスクールで出会って結成されて、去年はDo Make Say Think, Gravenhurst, Damo Suzuki, Sons of Noel and Adrianといったバンドと共にツアーを回ったという彼ら。
下に貼った曲はMewやEverything Everythingを連想させるような透明感のある歌声と、ちょっと煩わしさを感じさせないノイジー感を持った曲。


アルバムは彼らのbandcampのサイトで購入可能。
アルバムの内容は結構バラエティーに富んでいて、やはり前述したEverthing Everthingに近いものを感じるが、もうちょっとアカデミックな匂いを感じる。
内容はバラエティーに富んでいてもボーカルの伸びやかで特徴的な声でアルバム全体としては纏まっている印象を受ける。収録曲は8曲とアルバムにしては少ないように感じるかもしれないが、6分台や7分台の曲もあるし、変に詰め込みすぎて単調なアルバムになるよりはずっといいと思う。

アートスクール出身ということもあってか、アルバムのアートワークもちょっと凝ってる感じで良い。

2014/03/26

tUnE-yArDs / Water Fountain

tUnE-yArDsが5月5日にリリースする3rdアルバム「Nikki Nack」から「Water Fountain」を公開。


キャッチーでありつつもしっかりとtUnE-yArDsらしさを持っていて、良い曲です。アルバムも楽しみ。

オフィシャルサイトではアルバムのプレオーダーをやっていて、アナログは最初の200枚は7"付き、さらに最初の100枚はレッドヴァイナルというおまけ要素が満載。
というわけでオフィシャルサイトでオーダーをしようと思ったのですが、日本への送料が$23もするのでやめました。
レコードより送料の方が高いなんて…
そういやアルバムのアートワークの表記だとtUnE-tArDsじゃなくてTUNE-YARDSになってますね。
なんか表記変わると印象変わるな。

2014/03/25

Tracklist of Young Fidelity 027

Young Fidelity 027に来てくださった方もこのブログを見に来てくれた方もありがとうございます。
3月ということで春の訪れを感じさせる季節だったのでそんな感じで選曲しました。
より春らしい感じだった2回目のトラックリストを挙げてみます。

Kidsuke / Cherry Chimes

Gonzales / Take Me to Broadway
Röyksopp / Happy Up Here
曽我部恵一 / Telephone Love
Phoenix / If I Fell Better
Lindstrøm / Rà-àkõ-st Mixed by Todd Terje
Freeform Five feat. Juldeh Camara / Weltareh
Felipe Venegas / Oru Mila
Pharrell Williams / Happy

とまあこんな感じでした。
皆様花見の席での飲み過ぎに気をつけつつ出会いと別れの季節、春を楽しんで下さいませ。

2014/02/17

Sons of Noel and Adrian / Knots

一ヶ月に一回はブログを書こうと思っていたのに、1月は書かずじまいになってしまいました。
気を取り直して今月から頑張ろうと思います。

今回紹介するのはイギリスはブライトンで活動している(多分)10人組の大所帯バンドSons of Noel and Adrianです。
Knotsというアルバムは2012年の5月にリリースしたのですが、最近知って聴いたらとても良かったので取り上げてみようと思います。


フォークミュージックを基本としつつ、様々なアイディアに溢れた音を作り出していてアルバムを通して聴いていても飽きない内容となっています。3拍子の曲があったり、5拍子の曲があったりします。
男性ボーカルの声がパール・ジャムのエディ・ヴェダーを連想される力強い声で、聞き手を引き込む声をしています。
タイプは違うけど荘厳さはArcade Fireに通じるものがあるように思えます。

アルバムはバンドのbandcampのページで全曲視聴可能なので是非聴いてみて下さい。
200枚限定のLPは現在あと2枚を残すのみとなっているようです。
ちなみに日本への送料込みで3000円くらいでした。

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ちょこっと勝手に告知。
次回のYoung FidelityはゲストにLast Mondayの彰さんをお呼びしてお送りします。
そんなLast Mondayが来週の月曜日(24日)に高円寺Oneであるので、みんな行くといいと思います。
こんな感じらしいですよ。

Last Monday
2013.02.24 (mon)
19:00~24:00 @ONE Koenji
First Drink ¥1,000

DJ:
-佐藤 彰
-三澤 慶一

GUEST DJ:
-Cbtek!(GOLDFISH/LEF!!!CREW!!!)
-TREKKIE TRAX

2014/02/06

Ex Hex - Hot and Cold


Wild Flagが、なんだかあやふやなまま解散?してしまってがっかりしてたんですが、メンバーの一人、Mary TimonyのプロジェクトEx Hexの新曲が公開になってかなり喜んでいます。やっぱりめちゃくちゃカッコいい。HeliumもソロもWild Flagも、Mary Timonyのプロジェクトは全部好きだったけど、なんというか、このストレートさといなたい感じ、やっぱり最高です。このバンド名、どっかで見かけた音があるなと思ったら、Mary Timony名義で2005年にリリースしたアルバム・タイトルだったなあというのを思い出しました。




いやーやっぱりカッコいい。7インチのリリースはMergeから3月18日だそうです。Mergeのサイトに"the songs were mixed by Brendan Canty."ってあってかなりグッときていたりする私です。もう1ヶ月ぐらいの期間のツアーも決まってるとか。もしかして、新曲結構あったりするのかな…? 今年の後半にはアルバムも聴けそうだし、ものすんごく期待して待ってます。


で、元Sleater-Kinneyチームは何やるの?

2014/02/04

Fear Of Men - Alta / Waterfall



Fear of Menのフルアルバムがついに発売になるようです。アルバムのリリースに先立って、"Alta""Waterfall"の2曲がsoundcloud上で公開になっています。昨年リリースした"Early Fragments"が過去のシングルやカセットの曲をコンパイルしたものだったので、もうフルアルバムは出ないのか…それならそこそこの曲数も入ってるしEarly Fragmentsのことをアルバムだと思おう…思い込もう…とか考えていたのでめちゃくちゃ嬉しいです。アルバム"Loom"、リリースはKanineから、4月21日とか22日とかそのあたりとのことで。ただ、今年のRecord Store Dayに合わせて限定のデラックス・エディションも作られるとか。今年のRSDは確か4月の19日だから先行みたいな扱いになるんですかね。逆にこれだけ入荷遅れたりとかもしそうだけど。早く4月にならないかなあ。

2014/02/01

Francis Lung - A Selfish Man

Wu Lyfの元メンバーでベーシストのTom McClungのニュー・プロジェクト、Francis Lungの新曲”A Selfish Man”の7インチシングルがAtelier Ciseauxから先月リリースになったわけですがこれが実に良い。Wu Lyfのフロントマン、Ellery James Roberts以外で組んだLos Porcosも悪くないとは思うんだけど、グッとくるかこないか基準で言ったら断然こっちかな、と。毎年この時期に今年一番!とか言っちゃって年の瀬に後悔するパターンはあるあるなんだけど、それでも今年一番と言いたくなってしまう良曲です。他の曲もなかなかいいけど、やっぱりこれが出色かな。

個人的に、Wu Lyf自体は全然ピンきてなくて(あの声がどうも馴染めなかった…)、やめた後にEllery James Robertsが始めたKerou's Lamentだっけな、アレもなんだかなあと思ってたので、期待してなかった割に…といったら失礼な感じになってしまうけど、嬉しい驚きでした。

しかしフロントマンとそれ以外、みたいなこのバラける展開ってJoe Lean & The Jing Jang Jong→Toy、を思い出しますね。なんとなく。








http://www.faehersson.com
https://www.facebook.com/francislungofficial

2014/01/28

Young Fidelity #026 Playlist

土曜日のYoung Fidelityに遊びにきてくださった皆様、ありがとうございました。ゲストのAkira君もどうもありがとう。普段あまりかけないような感じの選曲が聴けて楽しかったです。今年もこんな感じでやっていきたいと思っておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。


2014/01/23

Best Tracks of 2013 (10-1)

続いて10位から1位いきます。ここからはSoundcloudで。でも1つだけYoutube混ざってます。なんかすいません。

Best Tracks of 2013 (20-11)

相変わらず遅ればせながらの2013ベスト的なヤツの更新です。去年みたいに全部Soundcloudで貼ろうと思ったんだけど、Youtubeしかなかったりのもあるので20-11は急遽Youtubeメインで貼ることにしました。重くてなんかすいません。