2016/05/03

Imarhan

去年から気になっていたアルジェリアの5人組Imarhanのセルフタイトルのアルバムがようやく完成してCity Slangからリリースされました。




独特なグルーヴ感がやみつきになるこの曲がたまりません。以前このブログでも取り上げたSonghoy Bluesに引き続き、アフリカから伝統音楽を踏まえた上での新世代のミュージシャンが生まれてきているのは面白いですね。

上のPVを見て気になった人はbandcampで全曲試聴出来るので是非聞いてみてください。

彼らのベースにあるのはサハラ砂漠遊牧の民トゥアレグ人の音楽で、フロントマンのSadamことIyad Moussa Ben Abderahmaneのいとこは日本にも2回来日しているトゥアレグのバンド、ティナリウェンのメンバーでもあったりします。

Imarhanの意味はトゥアレグ語の一つタマシェク語で「私が気に掛けるたった一つのこと」を意味するそうです。

2016/03/03

Wintergatan - Marble Machine

個人的に2013のベストアルバムに挙げていたスウェーデンのWintergatan、メインメンバーのマーティン・モリンが14ヶ月に渡って取り組んでいたMarble Machineが遂に完成したようです。


前作のアルバムで作ってたオルゴールも十分凄いと思うのですが、これはもうぶっ飛んでます。
作り始めてからちょくちょく制作過程をYoutubeにアップしていてそれを楽しみに見ていたのですが、予想以上に凄いものになっていてビックリしました。

制作過程が気になる人はWintergatanのYoutubeチャンネルで見れるのでチェックしてみるといいと思います。

ちなみに上のチャンネルでマーティンがアップしてるオランダはユトレヒトにあるミュージックボックスを集めたSpeelklok Museumの動画が凄い面白いです。Musical Machineの元ネタになっているものも登場してます。
ここ行ったら凄い楽しそう。

2016/03/02

Major Leagues - Dream States


オーストラリアはブリズベンの4人組バンド、Major Leaguesが、デビューEP『Weird Season』以来2年数ヶ月振りとなる『Dream States』EPを、4月8日にPopfrenzy Recordsからリリースするようです。


2016/02/19

Tigermilk

Young Fidelityは3月より新しいイベントTigermilkを初めます。
今まで高円寺のONEでOSG、GentaroZ、Tsubasaの3人を中心にやってきたYoung Fidelityですが、高円寺ONEの閉店に伴い場所を代えて、DJも増やしてイベント名も新たに初めます。
詳細は下記の通り

Tigermilk

3/21 (Mon/祝日)
17:00-23:00
渋谷OTO
¥1,000 with 1 drink

DJs:
OSG
GentaroZ
Tsubasa
Yasufumi Ueda
joji(DWARF)
小高浩一郎

まだまだ先ではありますが、今からどんなイベントになるのかやるほうとしても楽しみです。
この日は是非ともスケジュール明けておいてください。

ちなみに今回オープニングDJをダイスケが努めてくれるのですが、ダイスケとはOut Of Routineというイベントをずっとやっていた仲なので久しぶりに一緒にやれるのがとても楽しみです。
ダイスケはとりあえず今回だけのゲスト的な扱いなので知ってる人は是非遊びに来て欲しいですね。

追記:残念ながら今回のイベントはダイスケは都合が合わなくなりました。また都合が合う機会に呼びたいと思っております。

告知だけで終わるのも味気ないので最後に最近EP3枚を1枚に纏めたアルバムをスコットランドのLost MapからリリースしたTuff LoveのPVを貼っておきます。


気分はこんな青い感じです。好きだろみんな。

2016/02/06

Jamie Woon / Making Time

イギリスのシンガーソングライターJamie Woonの4年半ぶりのニューアルバム、Making Timeが素晴らしいです。前作はBurialがプロデュースしたりとエレクトロニックな要素が強かったですが、新しいアルバムではジャジーなR&Bといった趣が強くJamieのメロウな歌声が十二分に堪能できる内容になっています。


Jamieの声の表現力もとても広がっていて、幅広い層に受け入れられそう。アメリカのフォーク方面のシンガーソングライターWilly Masonが参加している曲があったりと今回も他ミュージシャンとのコラボレーションがあるのですが、人選を見て分かるように、より生音を多目にフューチャーしています。



唯一残念なのはレコードにダウンロードコードがついてないこと。今時逆に珍しい感じがしますが、Polydor UKはもうちょっとそこらへんどうにかして欲しいですね。

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話は変わって昨年12月でずっとお世話になっていた高円寺ONEがお店を締めるということで、イベントとして一区切りを付けたYoung Fidelityですが、そろそろ再始動に向けて動き出しています。どういう形になるのかまだ探っている状況ですが、終わりにはならないので楽しみにしていて下さい。