2015/09/29

Young Fidelity #036 Playlist

Young Fidelity 036に遊びにきていただいた皆様、ありがとうございました! 今回も非常に雰囲気良くわいわいできたのではないかと思います。そんでもって、ゲストのDJも、今回初めてお願いしたFoodもめちゃくちゃ良かったです。エイスケくん、jojiちゃん、そしてFoodと最後B2Bで参加してくれたちょっかん君、どうもありがとう!


2015/07/18

C Duncan - Architect

グラスゴーのシンガーソングライター、C DuncanがFatCat Recordsからリリースしたデビュー・アルバムがJim Noir、Diagramsあたりを彷彿とさせるドリーム・ポップ具合で素晴らしいです。


このミュージックビデオのちょっと謎で癖になる感じも、C Dancanが作り出す音と合っていて良いです。

2015/07/05

Beirut - No No No

Beirutの新曲が素晴らしくてここのところ毎日のように脳内リピートしております。


Beirutらしい独特のポップ感とホーンセクションの絡み合いが素晴らしく、そしてやはりボーカル、ザック・コンドンの声の響きが最高な曲となっています。

ニューアルバムのタイトルも「No No No」で結構先の9月11日リリース。前作Rip Tideが2011年だったので4年ぶりの新作になるようです。リリースは4ADから。


9.11に「No No No」というタイトルのアルバムをリリースするのは意図しているところがあるんでしょうね、きっと。

あと最初と最後が繰り返しているので実質3行しかないけど歌詞も良いので下に書いておきます。アルバムが楽しみです。

Don't know the first thing about who you are.
My heart is waiting, taken in from the star.
If we don't go now, we won't get very far.
Don't know the first thing about who you are.

2015/07/01

The Holydrug Couple - Moonlust

チリはサンティアゴの二人組、The Holydrug CoupleがSacred Bonesからリリースした新譜”Moonlust”が素晴らしくよかったので久々にエントリー。

2015/06/21

Desaparesidosの13年ぶりのアルバム「Payola」が来週リリース

NPRのサイトで全曲試聴出来るのですが、なかなか素晴らしい出来です。とくにミュージック・ビデオも作っているこの曲が突き抜けてて良いです。



DesaparesidosはBright Eyesのコナー・オバーストがBright Eyesやソロ名義でのプロデューサーでもあるマイク・モージスやCursiveのティム・ケイシャーらとやっているバンドで、政治的な歌詞とBright Eyesやソロ名義の作品とは違ってよりパンキッシュで激しい曲を書いています。

アルバムリリース前に出してたシングル7"を聴いた時にはそれほど惹かれなかったんだけど、アルバムが出るっているのでひと通り視聴してみたらいいじゃない、ってなりまして聞くタイミングで「いい」って思うものは変わるものだな、と思った次第です。


ジャケットはWikileaksあたりのリーク文章を思われるような感じのアートワークになっています。

2015/06/17

Idlewild来日決定!!!!!!!!!!


とりあえず長くなりそうなので言いたいことを3行で纏めると。

・Idlwild来日決定したから行くしか無い!
・Vinyl Junkieが呼んでくれました。
・最新アルバム「Everything Ever Written」はVinyl Junkieから発売中、まだ買ってない人は買おう!

ということです。

なんかもう嬉しすぎてどう表現していいか分かりませんが、決まりましたよIdlewildの8年ぶりの来日が!呼んでくれたミナミさんに感謝しかないですよ本当に。

3月に「Idlewild来日決定!…ってなったらいいのに」という記事を書いたのですが本当に実現しちゃいましたよ。その記事で最近のライブ映像をベタベタと貼り付けたので、それを改めて聞いているのですが…やっぱいいですねIdlewild。

ついでに今年の2月にやったRoseabilityのアコースティックセッションを聴いているんですが、やはりこちらも素晴らしいです。でもってロディー素晴らしい声してます。



バンドは今年前半にアルバムリリースに伴うツアーを終えて今7月から始まるUKフェスティバルツアーに備えて演奏できる曲を増やしている最中とのことなのであんな曲やこんな曲もやってほしいな、という期待が高まってしまいます。

東京2デイズ、そして大阪も人入るといいな。日本にいっぱいIdlewildを待ってる人がいるということを彼らに伝えられたらいいな。と思っています。

最後に新譜からのミュージック・ビデオを貼っておきます。


買ってない人は買おう。

2015/05/28

朗読会 ~雨のリレー~

どうも、翼です。

今度の土曜日に歌手の小島ケイタニーラブをゲストに迎えて駒込にあるギャラリーカフェmaruchanで朗読会をやります。

皆で読みたい物を持ち寄って読む会です。読むものは小説、詩、随筆、日記、歌詞なんでもOKです。また読まずに聞くだけの参加も歓迎です。

小島ケイタニーラブのことは、元々自分が大好きな作家の古川日出男さんに小島ケイタニーラブが所属しているバンドANIMAを薦められて知ったのがそもそものきっかけでして、その後古川さんとケイタニーがヒデオブジェクトケイタニーラブという朗読+音楽のプロジェクトを初めてより好きになった感じです。多分それが2009年。

で、こちらが2012年に小島ケイタニーラブのアルバムリリースパーティーでのヒデオブジェクトケイタニーラブのパフォーマンス。今見てもカッコいいです。


そして、2011年の冬から古川さんを中心に、詩人の管啓次郎さん、ケイタニーで朗読劇「銀河鉄道の夜」を結成、途中から翻訳家の柴田元幸さんも参加してました。こちらもとても素晴らしい朗読劇なのですが、今は充電期間中なのかな、多分。

で、今は主に雑誌社のSwitchのカフェRainy Day Bookstore & Cafeで毎月ゲストを呼んで、行っているトーク&ライブイベント「ラブナイト」を中心に活動しています。

最近だと台湾のアミ族音楽祭の前夜祭でライブをしたりと活動の幅を広げています。


そもそも朗読会を始めたのは、言葉に出して文章を読むことって大人になってからだとなかなか機会が無いので気軽にそういう場を作りたかったというきっかけなのですが、こうして才能のある人にゲストで出演していただけるのはとてもありがたいことだと思います。

イベントのインフォメーションを忘れるところでしたが、下記のとおりです。

朗読会 ~雨のリレー~
ゲスト:小島ケイタニーラブ

場所:maruchan
時間:17時から19時15分くらい
料金:1,300円(1ドリンク付き)

ちなみに今回はテーマを「雨」ということにいたしまして、雨を連想するような本を読む会になります。一人の持ち時間はだいたい10分程度です。直接雨が出てこなくてもその人が思う雨がそこにあればいいんです。

是非ともご参加下さい。よろしくお願いします。

あ、ちなみに小島ケイタニーラブが毎月やっているイベント「ラブナイト」は次回ゲストがいとうせいこうさんです。こちらも是非。

2015/05/16

Django Django - Born Under Saturn

イベントYoung Fidelityは来週土曜日です。よろしくお願いします。

さて、Django Djangoのニューアルバムが素晴らしいです。正直ファーストアルバムが好きすぎてセカンド・アルバムとなる今作にあまり期待をしていなかったのですが、いい意味で裏切られました。早くも今年のベスト・アルバム候補なんじゃないかな、と個人的には思っております。



捻くれたポップさとサイケデリックさはそのままに、今作ではよりエレクトリックでダンサブルなアルバムになっています。かと言って曲の構成が単純になったかと言えばそうではなく、ちゃんとDjango Djangoらしさが色濃く出ていて本当に素晴らしいです。

2015/04/24

Praezisa Rapid 3000 @ dommune

Young Fidelityというパーティーをやっております。
場所は高円寺ONEというお店で、開催日は奇数月の第四土曜日の夕刻からです。
次回の開催は5月の23日です。



久しぶりにbloggerにログインし、自身の最終更新を確認したところ、2012年の6月でした。
5月開催の準備の傍らで恐縮ですが、久しぶりに更新します。



先日の5月は21日に、dommuneに行ったのです。

その日のプログラムは『GORGE.IN presents 「The Mystery of Gorge」 Special!!』という、数年前から徐々にそしてにわかに盛り上がりを見せる「Gorge」というジャンルの番組でした。

…というかGorgeとはなんぞや? という方も少なくはないと思いますが、今回は説明は割愛します。気になる方はこちらをご参照頂ければ。

http://gorge.in/

そのうちGorgeに関しても、何かしら記事が書ければとは思います。



閑話休題。
さてそのGorge特番のdommune、当初は志茂田景樹先生のライブやHiBiKi MaMeShiBa氏の「生きるGorge」とも言えるトークなどを目当てにしていたのですが、そういえば出演者と内容を把握してないなと、当日のプログラムをチェックしたところ、『Praezisa Rapid 3000』の名前が……!

当初この名前を見て、かなり記憶が朧げだったのですが、必死に記憶を辿ると、レコード持ってるアーティストでした。
購入当時は、形容のしづらい無国籍感と音楽生に加え、一枚一枚違う中古のレコード
ジャケットにシルクスクリーンでプリントを施したアートワークのジャケットに惹かれたことを思い出しました。


思わぬ棚ぼたと思い現場に到着したら、残念ながらトークは終っていたものの、ちょうどそのPraezisa Rapid 3000のライブ真っ直中。
機材の知識に乏しいので簡単に説明すると、シンセやサンプラーを軸に、ギターや他にもいくつかの楽器を駆使した、独特な少し温かみのある演奏スタイルで、彼らの風貌や衣装も相まって、やっぱり謎のオリエンタル感を覚えたのです。

dommuneの現場の雰囲気も手伝い、郷愁やケレン味のある空気の中、聴き覚えあるイントロだな……と思ったら、上に書いたシルク手刷りジャケットの曲が始まり、正直ちょっと感動しました。





しばらくして彼らのライブは終了したのですが、その後のGorgeブーティスト達のライブやDJも凄かった……。それはまたいずれに。

日頃クラブやライブハウスは足繁く赴くものの、基本的にDJイベントに行くことがメインで、普段、あまりライブを観に行くことをしないので、久しぶりにいい体験ができたなと、今になって思うのです。

というただの感想文でした。

2015/04/21

Songhoy Blues / Ibibio Sound Machine

一昨年くらいに自分の中でちょっとしたアフリカンミュージックブームがあったのですが、最近になって面白いアフリカのアーティストが出てきたのでご紹介。


まずはマリ出身でマリとニジェールに分断して居住するソンゴイ族の4人組Songhoy Blues。


デーモン・アルバーンが関わっているアフリカ・エキスプレスでその才能を発掘された彼ら。今年発売されたアルバム「Music in Exile」はYeah Yeah Yeahsのニック・ジナーがプロデュースしています。という訳で上で挙げた動画でもニックさんが参加しています。

彼らの曲を聞いてると全ての楽器がひたすらグルーヴを練り上げて、ボーカルがまるでベースラインのように響いている様で、不思議な感覚に捕らわれます。あと日本盤がホステスから出ているので、ホステス・クラブ・ウィークエンダーあたりで来日してくれないかなー、と思っております。

続いてはナイジェリアのイビビオ族のIbibio Sound Machine。


こちらはアルバムがリリースされたのは去年なのですが、やはり圧倒的なグルーヴ感が凄いです。あとギターの使い方がホント独特で面白い。こちらもライブ良さそうなので見てみたいです。こちらはナイジェリア系英国人を中心に結成されていて、ダンス的な要素が強い感じです。


ここまで読んでいてお気づきかと思いますが、どちらも自分の民族の名前をアーティスト名に冠しているんですよね。これを日本でやるとしたら大和民族でYamatoなんたらかんたらになるわけですが…なんか黒猫のシンボルが頭に浮かんできました。

2015/04/14

Stealing Sheep - Not Real

 
リヴァプール出身のガールズ・インディー・トリオ、Stealing Sheepが、3年ぶりのセカンド・アルバム”Not Real”を4月13日にHeavenly Recordingsからリリースしました。そのタイトルトラック”Not Real”のスタジオ・ライブ映像が公開になっています。


2015/04/10

Kinski #20


もう来週に迫ってきましたが、18日の土曜日、高円寺ONEで開催されるKinskiにお呼ばれしました。もう20回にもなるのですね。


Kinski
#20

2015/04/18(sat)18:00-23:00
at ONE Koenji
http://one-koenji.com/
Charge:¥1.000 (w/1D)

DJ:
Masatoo Hirano (drwng.com)
Satomi (Twee Grrrls Club)
佐藤彰 (Last Monday)
OSG (Young Fidelity)

&

Judy


なかなかに素敵なメンバーの中に混ぜて呼んでいただいて感謝です。同年代の人が多いのも嬉しいな。Judyちゃんありがとー!

さて何をかけようかな。春が来てあっという間に通り過ぎてったなあ、と思いきやまたまた寒くなったりで。今年の春はバタバタしていて花見も何もできていないというか、花を見上げる余裕もあまりなかった気がするので、せめて選曲ぐらいは春っぽくやりたい所存。楽しくやりたいです。よかったら皆さま遊びにきてください。よろしくお願いしまーす!

2015/03/31

Young Fidelity #033 Playlist

Young Fidelity 033に遊びにきていただいた皆様、ありがとうございました! ゲストの小高くんもほんとにどうもありがとう。実は小高くんのインディーセットってあまり聴いたことがなかったので、聴くことができてよかったです。選曲も素晴らしかったし。ありがとうございました。


2015/03/22

Idlewild来日決定!…ってなったらいいのに

先月のブログポストでも書いたようにニューアルバムの「日本盤の」売上が良ければ来日する予定のIdlewildですが、ぶっちゃけ売上がイマイチ伸びていないようなので、またこうしてブログを書いています。
とりあえず最新のメンバーでのライブの模様はこんな感じ。



新作がフォークよりになっていたけどライブではしっかりと激しい曲もやってて、やっぱりカッコいいな、と思うわけですよ。

2015/03/14

Bill Wells & Aidan Moffat - The Most Important Place In The World

16日リリースのビル・ウェルズと元アラブ・ストラップのエイダン・モファットの新しいアルバムが良さそうな感じです。



アルバム冒頭を飾るこの曲はエイダンの朗読に始まり、グッとくる歌にビルのエモーショナルなピアノが絡み合う曲。ちなみにアルバムのタイトルはイケアのスローガンから取られたものだそう。

2015/03/05

Courtney Barnett - Sometimes I Sit And Think, And Sometimes I Just Sit

オーストラリアはメルボルンのWSSW、Courtney Barnettの新しいアルバム”Sometimes I Sit And Think, And Sometimes I Just Sit”が、自身のレーベルMilk! Recordsから3月23日に発売されるようです。1ヶ月ぐらい前にリードトラック”Pedestrian At Best”のMVはアップされていましたが、一昨日ぐらいにまた新しいヴィデオが上がってました。リードトラックに比べると落ち着いた感じの曲調で、前作のイメージに近い曲って感じがします。

2015/02/25

HNNY - Yogalates



スウェーデンのプロデューサーHNNYのこの曲がとても好みな感じです。メロウなハウスでbonoboとかFour tetなんかと近いものを感じます。

ベルリンとポーランドのシュチェチンを拠点にするレーベルPets Recordingsからリリースされる5曲入りのEP「Carefree」の収録曲で、他の曲もSoundcloudで2分位ずつ試聴できます。


2015/02/24

Idlewild - Everything Ever Written

Idlewildの6年ぶりの新譜「Everything Ever Written」がリリースされました。


Idlewildは自分にとって特別なバンドで、どれだけ大切かっていうとサードアルバムの「The Remort Part」の収録曲から名前を取って「Out Of Routine」というイベントを2002年から数年間に渡ってやっていたり、前回2007年に来日した時はIdlewildばかりかけるDJイベントを開催するくらい好きなわけです。

2015/02/19

Wax Stag - II


Friendly FiresやWhite Liesのサポートメンバーとして、またソロ・プロジェクトのTack Tillなんかでもお馴染みのRobert Antony Leeがもう一つやってるプロジェクト、Wax Stagの7年ぶりのアルバムがOld Habitsからつい先日リリースになりました。

2015/02/02

Public Service Broadcasting - Gagarin

ロンドンを中心に活動している2人組Public Service Broadcastingのニューシングル。正直それほど期待してなかったのですが、とても良いです。



曲のタイトルを見れば分かる通り、人類初の有人宇宙飛行を達成したユーリイ・ガガーリンについての曲。
ちなみになんとなくWikipediaのユーリイ・ガガーリンの項見てたら、例の有名な「地球は青かった」という発言は不正確な引用だということを知りました。へー。


2015/01/26

Young Fidelity #032 Playlist

土曜日のYoung Fidelityに遊びにきていただいた皆様、ありがとうございました。ゲストの高橋マサルさんも、ほんとにありがとうございました。マサルさんのDJ最高だったなあ。レジデント陣も楽しませていただきました。出ていただいて感謝です。


2015/01/16

Diagrams / Django Django / Young Fidelity 032

さて、新年一発目の更新です。

新年から素晴らしいリリースが続いていて、まずは元Tunngのメンバー、サム・ジェンダースによるDiagramの2ndアルバム「Chromatics」が素晴らしいです。
去年出たTunngの新しいアルバム、悪くは無かったんだけどなんか物足りない感じがしていて、まさにこの人の不在が物足りなさだったんだろうな、と思った次第。
音楽的にいろんな事が出来る人が作るポップソングが詰まったアルバムという趣のこのアルバム1/19リリースです。
Soundcloudで全曲試聴という太っ腹なことをやっているので是非聞いてみてください。