2013/08/24

Green Man Festival 2013 Friday part.1

Green Man Fetivalレポート金曜日その1。
木曜日を読んでない人はこちらから先にお読み下さい。

Green Man Festival 2013 Thursday

この日はイギリスらしからぬ晴天。と言っても真夏にも関わらず最高気温は20度ぐらいまでしか上がらないのでとても快適な気候です。

タンジェリンフィールドのテント群
シャボン玉のお姉さんに群がる子供たち
前日の日記にもちょっと書いたけど、子供がとても多いのが驚きでした。ファミリーテントのエリアがかなり広くて、テントサイトの全体の1/5ぐらいを占めているイメージ。
0-12歳の子供のためのエリアと13-17歳のティーンのためのエリアがあって、とても家族連れが多かったです。
「フジロックに子供連れて行くのは虐待」とかが話題になってた日本とは文化が全然違うな―、と思いました。
まあ、Green Manは激しいロックバンドは出ないから子供を連れて行きやすいというのもあるとは思いますが。あと、気候も前述したように涼しいし。

天気が良いのでとりあえずサイダー
メインステージ一発目のバンドを座って見てる人たち
Haiku Salutという女の子3人のバンドだった
メインステージ横の方から。のどかな感じ
Rough Tradeが出店してる。
このラフ・トレードテントではこの狭さにも関わらずアーティストがテント内でライブする。
この日はエドウィン・コリンズもこのテントでライブ予定だった(観てないけど)

Walled Gardenへと抜ける道
Peggy Sue


メインのマウンテン・ステージで演奏してたPeggy Sue。
まだ日も早かったけど良かったです。

The Pictish Trail
ラフトレードテントでインテントライブをしていた、髭の人ことThe Pictish Trail。
スコットランドの辺境の地FifeでKing Creosoteと一緒にFence Recordsというレーベルを運営していて、そういや当ブログのこの記事でも取り上げていました。
同じくFence RecordsからリリースしているRozi Plainをゲストに迎えつつライブをしてました。

Fence Recordsはこの金曜日にシネマ・テントというエリアを仕切ってイベントをしてました。
Green Man直前にFence Recordsの解散を告知してて、このGreen Manでの活動が最後になる、ということでしんみりモードになるのかと思いきや、楽しそうにライブしてました。

右側のテントが2番目に大きいステージFar Out Tent
そういや、3年前に行ったBestivalでも旗が大量にあったんだけど、 最近のUKフェスの流行りなんでしょうか?

Chai Wallahsというステージ
中でスカバンドが演奏してた
踊り疲れて木陰で一休み
100種類のビールが売ってる所
ちなみにビールは2日目にしてすでに売り切れの樽が幾つか。さらに見れば分かる通りここの樽は冷えてませんw
あ、もちろんここテント以外で売ってるビールは冷えてましたよ。
自分の好きな番号のビールを飲もうとしたら直前で違う人が頼んで売り切れ…結局違うのを頼みましたとさ。
確かビターなエールだった。

The Memory Band @ Walled Garden
Walled Gardenという3つ目大きいステージ。
バンド自体もゆったり目な音を鳴らすバンドなので、皆座って見ていて前の方に誰もいないという状況。



パラグライダーが飛んでた
ブレコン・ビーコンズ国立公園ではパラグライダーなどのアクティビティも楽しめるようです。

Walled Gardenの後ろのほう
Walled Gardenは名前の通り壁に囲まれたスペースになってる。ちなみにこの写真を撮ったのは18時過ぎ。日が長いです。


スパイシーラムというのを頼んだら出てきたやつ
パリパリのパイの中に辛口のラムソーセージみたいなやつとかが入ってた。思ってたのと違ったけど美味しかったからよろしい。

続けてWalled Gardenでブルックリンの2人組Bake and Gase。



このバンドかなりカッコよかった。
左のアローン嬢がハンドメイドの6弦バリトンウクレレを弾きつつ、左足のつま先につけたタンバリンを鳴らしつつ、歌って右足で声のエフェクターをいじり、右の名前が似ててややこしいアロンがこれまたギターとベースを融合させた6弦のベースみたいな楽器を弾きつつ、バスドラを踏むという、2人でどこまでやれば気が済むんだっていう感じの内容のライブ。


最初は皆座って聴いてたんだけど、女の子が前の方で踊り始めて、だんだんと踊ったり立ったりして見る人が発生。


ショートヘアで弦楽器をかき鳴らす女の子っていいよね。めちゃめちゃ好みです。


正直ライブ観る前にアルバムで聴いた時はそれほど良いとは思ってなかったんだけど、ライブで思いっきり持ってかれました。
ちなみに終わった後メンバーがCDとレコード手売りしてたけど、結構売れてたっぽい。そりゃあれだけのライブ見せられたら買うわなー、と思いつつ既に持ってるのでステージを移動。

BEAK→ @ Far Out Tent
ポーティスヘッドのジェフバーロウがやっているバンドBEAK→。
Buke and Gaseと被ってたせいで3曲ぐらいしか聴けなかったけど、ジェフバーロウらしい音像のエクスペリメンタルな音でとても良かったです。

メインステージのMountain Stage
時間は20時前、だけどこの明るさ。日が長いって素晴らしいです。演奏してるバンドは…

エドウィン・コリンズ
元オレンジ・ジュースのエドウィン・コリンズでした。ちなみに、この写真で歌ってるのは息子のウィリアム・コリンズ。ゲストで一曲だけ参加してました。
エドウィン・コリンズはMCがめちゃめちゃスコットランド訛りでした。ゆっくり喋ってたからかろうじて聞き取れたけど、あれ早口で喋られたら絶対聞き取れんわ…

360度パノラマ。クリックすると大きくなるよ。
Mountain Stageの真ん中らへんにいたので、雰囲気伝わるかなーと思い撮ってみました。真後ろに居たおっちゃんがいい反応してくれたw


Blue Boyの動画最後まで撮りたかったんだけど、前でいちゃいちゃしてる若いカップルを映さないようにカメラを持ち上げてるのが限界だったので、途中までとなってしまいましたことを申し上げておきます。

Mountain Stage脇のゲート
時刻は20時半、日も落ちてきて寒くなってきたので、一旦テントに防寒着を取りに戻ります。とりあえずPart.1はここまで。後半に続きます。

Green Man Festival 2013 Thursday

8月の15日から18日まで、ウェールズのブレコン・ビーコンズ国立公園のグレイナスク・パークで開催されたGreen Man Festivalに行ってました。
せっかくなので写真やらを交えてレポートらしきものを書いてみようかと思います。

ちなみに場所はココ。周りには山しか無い場所です。



フェス会場まではカーディフからフェスティバルコーチ(長距離バス)で行きました。木曜の14時40分に出発して16時に到着…の予定だったのですが、バスが道間違えたり、細い道で向こうから来るキャンピングカーとすれ違えずに立ち往生したり、さらにまた道間違えたりして結局着いたのは一時間遅れの17時…
しかも、山道だったのでバス酔いして最悪なスタートとなりました…

とりあえず、会場入りして予約していたテント(UKのフェスにはタンジェリン・フィールドというフェスでテントを立てておいてくれるサービスがある。便利。)へ。
その後荷物を置いて会場をブラブラと。

テントサイトから見える景色はこんな感じ。ザ・山

木曜日はフジロックの前夜祭同様、メインステージはまだ使わずにその他のステージでライブをやる感じ。
ただしメインステージのエリアは開放されててフェスのスタートを楽しみにしつつ、まったりとしている人たちがいました。

メインステージ、後ろの方には2段段差があって遠くからでもステージが見られる
とりあえずパエリア食べたんだけどしょっぱすぎた。でもこのパエリア意外の食べ物はハズレが無かった。
こちらはビールテント。なんと100種類!のビールがあった。
グリーンマン、ちなみにコイツを3日めの最後に盛大に燃やすイベントがある
このGreen Manの写真をとったのは19時。半袖でうろついてたら寒かったので一度テントに帰還。

Moneyというバンド。とりあえず会場のぶらぶらしたかったので2曲ぐらいしか聴いてない。
木の下で弾き語りしてた人
この人普通の客が勝手にやってんのかと思ってたけど、今画像見返したらアーティストのリストバンドしてたので、ちゃんとした出演者だったみたい。観覧車は子供に人気でした。

アインシュタインズ・ガーデンというエリア
この写真を撮ったのは20時半ぐらい。日が長いのでまだ若干明るいです。
その後はこの日のメインのパティ・スミスへ。


バス酔いもあって体調悪かったんで、4曲ぐらいでギブアップしたけど貫禄を感じるステージでした。
ちなみに、左はトニー・シャナハンなのは分かったんだけど右は誰だろう?と思ってたらなんとPatrick Wolfだったということが次の日に分かりました。
だったらもっとちゃんと見とけば良かったよ!
ていうかむしろPatrick Wolfを見たかったよ!

夜のライトアップされたグリーンマン、子供が群がってる

2013/08/06

Cut Copy - Let Me Show You


この秋発表予定のアルバムから、Cut Copyの新曲"Let Me Show You"が公開になりました。Videoがなかなかにドラッギー。



そこはかとなく漂うスクリーマデリカ感となかなかにキテるビデオの影響で今が何年なのか忘れそうです。でもやっぱりカッコいい。前作からのリリース間隔早くなったなあ、なんて思ってたけど前作"Zonoscope"は2011年だったという。月日の経つのは…。
今回の一曲だけだとまだなんとも言えないけど、時流を読むというか、リアルタイム感みたいなものを掴むのがほんとにうまいなといつも思わせてくれるバンドなので、アルバムも期待してます。

この曲はPitchfork Fesで100枚ぐらい限定で12inchが売られてたみたいですね。なんというプレミア…

Cut Copy - Let Me Show You at Pitchfork Festival from Cut Copy on Vimeo.

この映像見るとその場でプレスして検音してスリーブに封入して、みたいな感じで手売り感たっぷりに販売してたようで。手に入れた人めちゃくちゃ羨ましい!

しかしプレスの機械の前に人が群がってると、形からして若干クレープ屋のように見えなくもないですね。