2010/08/30
sloppy joe “Portrait”
去年位から何度もライブを見るたびに、新しい音源の発表を待ちわびていたバンド「sloppy joe」が、ついに、やっと、4年ぶり(!)に7インチをリリースしました。長かった…。
JETSET RECORDSで購入すると、以前我々「YOUNG FIDELITY」でもゲストDJをしていただいたtwee grrrls clubのsatomi*さん渾身のzineと、the PegasussによるリミックスCDが特典で付いているようです。
待ち焦がれた彼らの7インチは、ライブでは最早定番と化している2曲「Portrait」と「Country」が収録されています。
メロディやギターのアルペジオに叙情的な雰囲気溢れる「Portrait」に、高らかに鳴るホーンと跳ねるリズムにあのバンドを想起してしまう「Country」と、それこそ彼らと彼らの支持者が(もちろん自分も)敬愛して止まない80's indieの模倣だけに留まるどころか、それらをオリジナルと言うならば全くひけを取らない、むしろ肩を並べていると形容してもなんの遜色もない…とにかく素晴らしいのひと言です…。
一曲聴き終えて溜め息出る感覚とか、久しぶりに味わいました。
PVの雰囲気もさすがです。
*
2010/08/27
Tennis
自分の中ではCults以来のインパクトだったデンバーの2人組、Patrick RileyとAlaina Mooreの夫婦デュオ、Tennis。Sixteen Tambourinesからのカセットに続きFire Talkからの7inch、そしてUnderwater Peoplesからの7inchと、リリースは多いのですが、どれもすでにレーベルサイトで瞬殺状態という驚異の人気っぷり。それもまぁこの音を聴けば分かるなーという感じです。今出てる音源は、彼等が去年したヨットでの旅のことを歌ってるみたいですね。旅行して音楽作って、っていうサイクルがなんだかとってもうらやましいというか憧れるというか。まぁそれはそれで色々と大変なこともあるんだろうけど。そんな、いわゆるあくせくしてない感じが好きだなあ。
彼等の旅行記はここで読めます。
2010/08/23
Forest Family Records
Cultsリリースの時に気になってたForest Family Records。その後のGauntlet Hairに、直近のSleep ∞ Overと、ほんとに素晴らしい作品が続いてるというか、なんですかこの憎らしいぐらいに「分かってる」その感じ。好き過ぎて逆に嫌いになりそうです。
次はMexican Summerから出るらしいGauntlet Hair。Glo-fiなアニコレって感じで好きです。
7インチのジャケ写が「アラ、いいですね」な感じのSleep ∞ Over。なんでしょうか真ん中の記号の厨二感。てか動画のサムネこわい。
ここって、Gorilla vs. BearとWeekly Tape Deckが作ったレーベルなんですね。どうりで、っていう納得のラインナップ。出す盤全部Sold Outって、今日日ほんとかよそれ、みたいな気もしますが。Captured TracksとかMexican Summerみたいなレーベルとは違う種類の良質さがあるというか。まぁ信じてフルコンプしても損はしないかな、と久々に思わされたレーベルでした。次のDent Mayもすっごく良さげなので楽しみです。
http://forestfamilyrecs.com/
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